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十和田湖から夢を乗せて

大井のJBCスプリントでは、organa@父系馬鹿さんも注目のメイショウバトラーは残念ながら8着に終わった。この路線でトップクラスの能力を持ちながら、GⅠを勝つためのめぐり合わせや運といった「何か」が足りないのだろうか。

ところでこの日の大井第1レースの2歳戦ダイアモンドターン賞に、ナリショージョパリという牡馬が出走した。結果は9着だったが、この馬の血統もなかなか泣かせる。

父馬が九州産で*マークオブディスティンクション産駒のユメノセテコウユー。9戦して4勝、勝ったのは1200mの条件戦ばかりだが、後続馬を圧倒する非凡なスピードに可能性を見出されたのだろう、引退後は青森県十和田湖町の長谷地牧場で種牡馬入りした。

これまで10頭の産駒が生まれていて、JRAでは今のところ勝ち星を挙げた馬はいない。地方ではユメノセテハバタケ(母カンタービレ・2003年産)が金沢で2勝、このナリショージョパリ(母ナンゴウメグミ・2005年産)が大井で1勝している。いずれも生産は長谷地牧場。

ナリショージョパリは3代母にオークス馬テンモンがいる母系。そして何より母父が*ウォーニングだから、Known Factの3×3というクロスを持っている点に目を引かれる。Known Factのクロスがどのような功罪をもたらすのか、配合論上の意味を語るだけの見識はないが、マイナー父系も好きな競馬ファンとしては心躍る萌え血統なのである。

ちなみにユメノセテコウユー産駒の2歳はもう1頭いて、オンニノアールという牝馬がJRA坂本勝美厩舎に登録されている。オンニノアールの母はユウミロク、兄にユウセンショウ(目黒記念)やゴーカイ&ユウフヨウホウ(中山大障害)を持つ血筋になる。発揮されるのは父のようなスピードか、兄たちのスタミナか・・いずれにしても活躍を願いたい。

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コメント

バトラーは残念でした。距離も合わないんでしょうが、やっぱり夏から連戦を続けてのこの時期はきついんでしょうね。おそらくもう勝てるGIはないので、無事に繁殖にあがってもらいましょう。

それにしてもかなり渋い馬を取り上げられてますね。ユメノセテコウユーについてはいつかブログで取り上げたい馬なのですが、なかなか産駒が勝たないので取り上げるタイミングを逸してる感じでして。オンニノアールは私の最も注目する2歳馬の1頭でもあります。

投稿: organa_jpn | 2007年10月31日 (水) 23時41分

たまたま大井の出馬表を見ていて発見したのですが、MOD、ウォーニングともに好きだったものでつい書いてしまいました。

いつもブログ楽しくよませてもらっています。

投稿: りろんち | 2007年10月31日 (水) 23時50分

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