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ゼノン、その後

タイムリーなネタをストックしてあるわけでもないので、ちょっと「連想ゲーム」的に前回の記事からつないでみたりする。

ベクラックスの調教師ニール・ドライスデール。1983年西海岸カリフォルニアで開業した彼は、これまでRahy、*フレンチデピュティ、Prized、A.P.Indyなど数多くの名馬を育て上げた。また「フサイチ」の関口オーナーとの関連も深く、Fusaichi Pegasusも管理。フサイチゼノンがアメリカ移籍した際の受け入れ厩舎でもあった。

 

フサイチゼノンは1997年生まれ。2000年の弥生賞で後の2冠馬エアシャカールらを破った後、皐月賞への出走回避発表を巡って田原師と関口オーナーが対立、森厩舎に転厩する騒ぎとなる。故障休養を挟みオープン特別で2走したが調子は戻らず、心機一転を図るべく海を渡りドライスデール厩舎に転厩した。

アメリカでは初戦2着、2走目にG1マンノウォーS(T11F)へ挑んだが4着。これを最後に現役を引退し、カリフォルニアで種牡馬入りすることになった。

SS産駒としては、先に種牡馬入りしたエイシンマサムネ(失明のため日本では出走できず、アメリカに輸出)がそこそこの種付け頭数を集めていたので、実績上位のゼノンの人気が注目されたが、初年度2年目ともに産駒は7頭に留まっている。フサイチネットによれば関口オーナーの生産馬もいるようだから、日本に輸入されて走るという可能性もあるかもしれない。

ゼノンのファーストクロップは現在2歳になっていてまだ出走した馬はいない。今年からニューメキシコ州に移動しており、流浪の果てに種牡馬引退という道を歩まないように頑張って欲しいところだ。ちなみに全弟のアグネスゴールドも現在フロリダで種牡馬生活を送っている。初年度産駒は同じく2歳、こちらも未勝利だが産駒3頭すべてが出走までにはこぎつけているようだ(2007年11月時点)。

海外に輸出されたSS系の種牡馬では、フジキセキがSun Classiqueを、ディヴァインライトがNatagoraを出して海外GⅠを獲っているものの、母国アメリカは未踏。上記の他にも来年からはハットトリックやSilent Nameも陣に加わるから、サンデーらしい闘争心溢れる黒鹿毛の活躍馬が出れば、かつてドライスデールが師事し、サンデーサイレンスを管理したチャーリー・ウィッティンガムも、草葉の陰で喜ぶだろう。

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