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消えモノ

紅茶の茶葉をいただいた。誕生日を待ちわびる歳ではもちろんないが、気の置けない親友からのプレゼントは、やはり素直に嬉しい。

彼女はお祝いの品やちょっとしたプレゼントを選ぶのがとてもスマート。欲しいけど、ちょっと迷ってまだ買ってない・・といったあたりをピンポイントに突いてくる。

いつだったか、そのコツを尋ねてみたことがある。いわく

 「相手が興味を持ち、負担にならない、消えモノ」

とのことだった。相手の興味は、その人の趣味や嗜好なりを普段から理解しようとしていないと当然わからない。自己満足を判断の基準にしないということでもある。

負担にならないというのは、値段ももちろんだがサイコロジカルな意味とのこと。相手との関係や距離感を掴めていないと(空気を読めていないと)これはわからない。

消えモノ、は飲食物や入浴剤など消費してしまえるモノ。置き場所や処分に困らせるくらいなら、相手の記憶や感性に残るほうがよいという考え方である。

結局のところ、プレゼントは選んだ結果よりも、相手のことを想って選ぶことが大事ということだが、これが単純に見えて最も難しい。言うは容易く行うが難い。

参考までに、頂いた茶葉はLUPICIAの<BIRTHDAY>というフレーヴァーティ。
ハーブ系やブレンド茶は、ヘタをすると香りがきつすぎてお茶本来の味わいが負けてしまい、好きになれないことが多いが、これは紅茶をベースに仄かな花の香りですっきりと飲めた。気持ちと一緒にいただく。

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