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2007年12月

緋色の爆発

大井の東京大章典はヴァーミリアンが圧倒的な支持に応え、好位から外を廻って差し切る横綱相撲で完勝した。JBCクラシック→JCダート→東京大章典のトリプルの達成は初めてで、名実共にこれで国内ダート最強馬を証明したといえよう。

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もしも日本に来ていたら

コース適性と脚質からマツリダの連下は考えていたが、まさか勝つまでとは。もしもフサイチパンドラが出走し先行したら、レース展開はかわっただろうか・・そんな有馬記念で幕を閉じた2007年の中央競馬、去る馬あればデビューする新馬ありというわけで、今週も7鞍の新馬戦が組まれていた。

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有馬雑感

目一杯の走りを続けて各路線の頂点を争ってきた後に、中山2500Mという非常にトリッキーな舞台設定で行われる有馬記念というレースは、その集まったメンバーの字面とは裏腹に、純粋な「最強馬」を決める場ではないということを再認識する結果であった。

マツリダゴッホが唐突に感じられるのは、ライバル物語や兄弟対決などのわかりやすいストーリーラインのアウトサイダーという点が影響している部分があり、この馬としては中山と馬場への適性を後ろ盾にして、持てる力を最大限に出し切れた結果に過ぎない。

秋のトリプル(天皇賞・JC・有馬)で覇を争い続けるには、デイープ級の力の差か、あるいは藤沢和厩舎のような匙加減が必要で、サムソンには既にお釣りがなかったか。

またウオッカは一言で云えば、彼女のレースではなかった。豪脚は不器用さと表裏一体ということだろう。ただオーナーサイドの狙いと、この名牝の天賦の才とが、微妙に不協和音を起こしている気がする。出直しを望みたい。

ダスカに対しては、距離を克服したポテンシャルを評価しつつ、あの流れなら勝ちきっても・・というアンビバレントな感覚が残った。尊敬するまはる殿下の「この馬の連勝を止めるのはウオッカであってほしい」という件にいたく共感するところがあった自分としても、どこか据わりが良くないのである。

個人的に最も評価できたのは、ロックドゥカンブ。キネーンを乗せた意味は正直わかりかねる。キャリアを積めばまだ伸びしろは十分にあり、来年期待したい1頭である。

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1993年12月26日

今まで一番好きだった競走馬はトウカイテイオーだ。

当時はまだ、ネットのような速報性と情報量を伴ったメディアがなく、詳しいことは後に知ることになるが、テレビで流されたデビュー戦の映像にただならぬものを感じた。そして初東上となった若葉Sを観に行き衝撃を受けた。端正なルックス、皇帝ルドルフの仔という血統背景、無段階変速のごとき柔らかな走り・・一目で恋?に落ちた私は、以降すべてのレースを生で観戦することになった。

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勝てば心酔 負ければ泥酔

カルロス・ペレグリニ大賞を強い競馬で制したLatencyの父Slew Gin Fizzは、G3(シェリダンS)勝ちの他にはホープフルS-G1で2着した成績が目立つくらいの競走馬だったから、Mr Prospectorが出ている母系に対する期待も込みで種牡馬入りという経緯だったのかもしれない。

ところでSlew Gin Fizzの母と全妹は、日本に輸入されている。

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和カフェ飲み歩き ②茶のイ

日本茶が飲める店紹介の第2回は、荻窪の<茶のイ>。

JR中央線の荻窪駅を南口に降り、駅前から伸びる仲通り商店街を進んでいく。
5分ほど商店を連なる道を進むとお目当ての<茶のイ>に到着である。

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空前にして恐らく絶後

先週の愛知杯をディアデラノビアが差し切り、サンデーサイレンス産駒がJRA重賞300勝を達成した(翌日の阪神Cも勝って301勝目)。これに次ぐのがヒンドスタンの117勝というから、まだ伸びるであろうこの記録は、今後破られることはないのではないかと思う。

300勝を記念して、これまでの重賞勝ちの中身をすこし。

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カルロス・ペレグリニ大賞

朝日杯フューチュリティを逃げ切った*ゴスホークケン。
父のBernsteinは、海外競馬ファンや血統フリークにとっては、南米の凱旋門賞とも言われるカルロス・ペリェグリニ大賞を2連覇したStorm Meyorの父として名が知れていたが、もともとはアイルランドのG3(コンコルドS、レイルウェイS)を勝っただけでStorm Catの後継種牡馬では”その他大勢”の1頭だったから、初めて耳にしたというファンも多かったようだ。

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ボスポラスを渡る光

フランスに輸出されてからの産駒Natagoraが今年、G1チェヴァリーパークSなど重賞を3勝してカルティエ賞最優秀2歳牝馬に選ばれ、一躍脚光を浴びたディヴァインライト。来年以降は種付け料なんかもかなり上がるだろうと考えていた先日、トルコに輸出されたというニュースが流れていた。

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3打数3安打、マルチヒット。

好きなマッチェム父系ということで注目していた*アポロドルチェだが、朝日杯フューチュリティSでは期待に応えられず11着と惨敗した。まあ残念であったと同時に、オヤジが1番人気のBCジュべナイルでコケたOfficerだから「やっぱりネ」という気持ちがあったのも否定できなかったりする。

ところで、同じ馬名のオフィサーという持ち込み馬がいる。こちらは父がFusaichi Pegasusのオープン馬。

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盃と哩

たまにはレース回顧的なエントリも書いてみようということで観戦した朝日杯フューチュリティだが、自分としてはなんとも納得がいかないレースにすっかり食指が引っ込んでしまった。そんなわけで、香港国際競走の中から日本調教馬出走の2レースを。

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夢と期待の値段

最初は1億円越えでも驚いたセレクトセールも、今では2億3億という落札価格にも慣れてしまった感がある。もちろん現実離れして実感が伴わない数字であるのに変わりはないけれど・・

そんな中で、上がG1を買ったというわけでもないのに毎年「お約束」のように高値が付くのが、*ファンジカ産駒である。

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和カフェ飲み歩き ①楽風

「癒し」や「和」をキーワードとした空間作りのトレンドや、いわゆるカフェブームと言われる潮流の一つの結果として、最近は日本茶も供する和カフェの数が増えてきている。中には「なんちゃって和カフェ」的な玉石の石もなくはないが、<茶>カテゴリでは自分が実際に行った中から何店か紹介をしていきたいと思う。

第1回は、浦和の「楽風(らふ)」。

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響き始めたワルツ

どのような種牡馬を付けたとしても、生まれる産駒の水準が高く一定以上の活躍を期待できる繁殖牝馬は、生産者やオーナーにとって非常に有難い存在だろう。G1勝ちを連発した*ダンシングキイ(Dパートナー、Dインザダーク、Dインザムードの母)や、メジャー&スカーレットを産んだスカーレットブーケなどはケタが違うが、ワルツダンサーという繁殖をちょっと注目している。

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四面楚歌

敵に囲まれた状況を表す「四面楚歌」という成句は、包囲された敵陣(四面)から楚の国の歌が聞こえ、項羽が自軍の絶望的な状況を悟ったという中国故事に由来するものだ。

阪神JFを勝ったトールポピーは、道中何度も他馬と接触するという2歳牝馬には過酷な状況の中、まさに四方を取り囲む17頭の敵を打ち破った見事なレース振りであった。

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呼んでもこない

暮れの名物レース、ステイヤーズSは、メジロブライト産駒マキハタサイボーグが制して、同レース父仔制覇となった。ブライトは現役時代に好きだっただけに、父らしいスタミナを活かした重賞勝ちは感慨深いものがある。

12月、メジロ・・といろいろ考えていたら、あるひとりの騎手を思い出した。

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