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ノースヒルズの豊穣

すでにマスコミなどでも報じられているとおり、カリフォルニアのサンタ・アニタ競馬場で行われたRobert B.Lewis S(G2・AW8.5F)に日本産のリフレクトタイムズ(牡3)が出走した。ここも通過すればクラシック路線への期待が膨らむところだったが、最後方追走から3着。スタートから400M毎のラップが23.32→24.53→23.56→23.00と流れたペースもきつかったし、今後は追い込み一辺倒のレース運びにどれだけ幅を出せるかということだろう。

 

リフレクトタイムズは父*フレンチデピュティ、母*フランカという血統で、ノースヒルズマネジメントの生産、前田幸治オーナー所有。日本で馬名登録を行った後、1歳時の11月27日に渡米し、西海岸の大御所ニール・ドライスデール師に預託されている。

アメリカとノースヒルズという関係でいうと、ファレノプシスの半弟で、2002年5月にピーターパンS(G2・D9F)を制しクラシックにも挑んだSunday Breakが思い出される。Sunday Breakはリフレクトタイムズと同じく1歳の11月に海を渡ってドライスデール師の下で競走生活を送り、グレード制が敷かれてからアメリカの重賞を勝った始めての日本産馬となった。重賞は上記の1勝に留まったが、*フォーティナイナーの後継という期待から当地で種牡馬入りしている。産駒は昨年2歳を迎えていて、ファーストクロップサイアーのランクで15位という成績だった。

ちなみにリフレクトタイムズは母系がNumbered Account、*リズム、Private Account、Dance Numberなどなど、列挙できないほどの名馬を産んでいる名門。重賞のひとつでも獲れば、先達Sunday Breakに続いてアメリカでのスタッドインも十分可能と思われるだけに、健闘を期待したい

1995年のニュージーランドT(G2)を制した*シェイクハンド(父Mr Prospector)は、繁殖入りしてブライアンズタイムの牡駒を初仔に産んだが、そのLoving Cupもアメリカに輸出されている(芝で1勝)。

血統の字面から推測するに過ぎないが、やはりアメリカ競馬に適性のありそうな馬を選りすぐっているのだろう。

また、ノースヒルズは本格的な生産拠点をアメリカに持っているわけではないが、スプリント女王のビリーヴはアメリカで繁殖生活を送っていて、輸入された初産駒の*ファリダットは現在、クラシックを目指してレースを重ねている。

リフレクトタイムズだけでなく、ノースヒルズ(と前田オーナー)の今年の3歳は駒が揃っており、日本では牡馬がサブジェクトにアインラクス、牝馬ではオディールやラベがクラシックを狙える位置にいる。オーナーや厩舎の「勢い」「流れ」は案外とモノをいうから、しばらく目が離せない。

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馬*血統」カテゴリの記事

コメント

はじめまして。毎回楽しみにしております。
伊達秀和氏の馬が好きでした。最近では、前田氏のセンスが抜けていますね。Ayin Raqs
の血統表は、本当に見飽きることがありません。Highclareから連なる絵画な流れは、
見事の一言。配合も相似交配かくあるべしといった感じで、非の打ち所なしです。
ノースヒルズ生産では、ダイシンプランの配合も好みです。名前が残念ですが・・・

投稿: Matchless Speed | 2008年2月 4日 (月) 08時26分

はじめまして。

恥ずかしながら私は配合論を語るほどの力はないのですが、個人的には仕掛けが凝りすぎておらず、どこかにマイナーな血が入っているような血統が好みです。

コメント歓迎します。またいろいろと教えてください。

投稿: りろんち | 2008年2月 4日 (月) 18時06分

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