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2008年4月

その"BIG"は本物か?

100馬身差勝ちなどの伝説が残る21戦20勝の名馬Man O'Warは、その鮮やな栗毛になぞらえて『Big Red』の愛称で親しまれた。その呼称は半世紀後、初代と同じように圧倒的な強さを誇る栗毛の名馬Secretariatに引き継がれる。2代目は1973年アメリカ3冠馬である。

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キュビスト、アジアを席巻

香港のクイーンエリザベス二世Cは、ドバイデューティフリー(3着)から転戦のArchipenkoが快勝した。昨年の英ダービーで惨敗して以降は燻っていた同馬だが、南アフリカに転じて一皮剥けたといってよいだろう。デ・コック師恐るべし、である。

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点火の2頭

アストンマーチャンの闘病は知らなかった。2歳時の鮮やかな活躍の印象が強く、「いかにも軽すぎ」という個人的には応援しにくい印象を持っていたが、3歳でスプリンターズを勝ったのはあの*ニシノフラワー以来だ。
サンアディユと向こうでも速さを競い合っているだろうか。合掌。

さて開催が府中と淀に替わった先週。フジキセキに続いて活火山状態になったのが、同じ*サンデーサイレンス後継のアドマイヤベガとマンハッタンカフェだった。

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凱旋門とJC

この記事によれば、フランスの競馬統括機関であるフランスギャロとJRAは、
「凱旋門賞の勝ち馬には自動的にジャパンカップの優先招待権を与える」ことで同意したとのこと。

そして「2007年までは招待馬の発表を10月末の選考委員会を待つ必要があったが、この合意によって凱旋門賞後のトップホースの出走プランが立てやすくなる」と続いている。

建前としては確かに上記のメリットはあるにせよ、実効性はあるのだろうか。確かにJCの選考委員会は凱旋門の後にあるが、いずれにせよJCに登録のある馬が凱旋門賞を勝てば、間違いなく招待馬には選考されているはずだ。

だったらむしろ、「日本ダービーの勝ち馬は、自動的に凱旋門賞に招待する」なんて方が面白いんじゃないかな。JCの失地回復でいえば、やっぱりBCやドバイのように、JCの週に各路線のトップを決めるジャパン・チャンピオン・カーニヴァル(仮)がベターかと。

まあいずれも、興行主であるJRA的には美味しい話ではないので、ナシでしょうが。

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四重奏を聴きたい

再来週に迫った天皇賞(春)、血統好きの興味と言えばもちろんホクトスルタンだ。
スルタンがここを勝てば、メジロアサマ→メジロティターン→メジロマックイーンに続いて父系4代に亘る天皇賞(春)制覇という快挙達成となる。また風前の灯となっている*パーソロンの系譜を継ぐ可能性が出てくる、という点でも注目だろう。

スピードと早熟性が重要視される昨今の競馬界において、ステイヤー種牡馬が置かれた立場には厳しいものがあるが、そんな中で先週の出走馬に面白い血統の牝馬がいた。

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Japanese 2000Guineas

キーワードを考えていた。
桜花賞で狙った「SSの孫」は、該当馬が多すぎてフォーカスの溶媒とならない。
フジキセキや*フレンチデピュティの爆発ももう終局だろう。

レジネッタとエフティマイアがいずれも華やかな母系というバックボーンを持つことをレース後に書いたが、サイアーが群雄割拠の時代だからこそ、ボトムラインに注目するのも悪くないだろう。そんなところで皐月に臨んでみた。

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そこには四季があるから。

お気に入りカフェである浦和の「楽風」には、シーズン毎に訪れることにしている。

濃緑の木々のさざめき、さわやかな新茶の夏。

秋はやわらかい日差しと紅葉の赤、黄色。

冷えた掌を暖める湯のみは冬の楽しみ。

春は庭に咲く慎ましやかな花たちが迎えてくれる。

都市部に住み、満員電車で通勤し、エアコンの効くオフィスで仕事をする毎日は、意外と季節を五感でゆっくり感じるチャンスが少ない。だからだろう、四季がある楽風に行くと肩の力が抜ける。

先日もいつものように煎茶と和菓子のセットを頼んだが、後から「狭山の紅茶」に気づいた。
この季節になると、狭山茶で有名な埼玉県の狭山で作られる、日本茶品種を用いた紅茶が供されるのだ。後味の甘さがその特徴だそうだ。

次回はぜひこの紅茶を頼んでみたい。

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Milan Millが満開

小さな馬体ながら英ダービーや凱旋門賞を圧勝した名馬Mill Reefは種牡馬としても一定の成功を収め、日本にも*マグニテュード、*ミルジョージ、*イブンベイ、*クリエイター、*コタシャーンなど多くのサイアーが輸入されて、ミルリーフブームとも言うべき隆盛を誇った。

現在Mill Reefは父系としての勢いが世界的にも薄れつつあるが、母系に入っての存在感はまだまだ強いものがあり、先日の<フジキセキ祭り>にも一役買っていた。

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もう一つの祭り

ドバイWCと高松宮記念で話題となったフジキセキ祭りはまだ残り火が続いるようだ。先週は土曜にエイジアンウインズが阪神牝馬Sを勝つと、日曜もフィールドベアーが福島民放杯を制し、さらには桜花賞でエフティマイアが15番人気で2着に入って大穴の片棒を担いだ。

そして産駒が好調なもう1頭が、*フレンチデピュティである。

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ひとこと回顧

読みはいい線を行っている。そんな自己弁護で慰めてはみるものの、結局は「負馬投票券」だ。見立ては当たるも馬券は外れ、というパターンが多い自分は、結局ギャンブラーとしてはC級なのである。

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すべての名には意味がある

大井競馬場の行政上の住所は、<品川区勝島>である。勝利の島、という地名はもちろん愛すべきギャンブラーのために捧げられたのではなく、海軍省が戦時中造成した埋立地に、戦意高揚の意匠を持って名付けたものである。

ちなみに勝島の南に位置し、かつて捕虜収容所や戦犯収容所を擁した埋立て地は、戦後平和を祈念した地名となっている。競艇場で知られる平和島だ。

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日曜日と桜

*サンデーサイレンスがこの世を去って早6年が経ち、産駒がクラシックに出走したのも一昨年が最後となった。
巨星が墜ちた後の乱世を象徴するかのように、昨年のクラシック路線は波乱が相次ぎ、結局のところ1番人気に推された馬は1頭も勝利を掴めない結果に終っている。

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NHKMC考

今週行われるニュージーランドトロフィーは、云うまでも無くNHKマイルカップの前哨戦である。NHKマイルカップは元々はダービーのトライアルであったNHK杯が衣替えして誕生し、今年が12回目というまだ歴史の浅いG1だ。

とはいえ、振り返ってみるとなかなか面白い傾向も見出すことができる。

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刻印はメイプル

*メイプルジンスキーは自身もモンマスオークス、アラバマSなどを勝ったが、母Gold BeautyもG1馬(ガゼルH)で弟がスプリント王者のDayjur(ナンソープS、スプリントCなど)、さらには繁殖としてG1を勝ちまくったSky Beautyを産んでいる。

そんな世界的名牝をセールで落札し、日本に輸入して繁殖生活を送らせたのは、当時飛ぶ鳥を落とす勢いだった「シンコウ」の安田修氏である。

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和カフェ飲み歩き ⑦羽二重団子

風流を愛でるよりも実利を重んじるべし。

こう言ってしまうと身も蓋もないが、花より団子という慣用句はそういうことだ。
今回は日暮里の羽二重団子を紹介する。

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