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刻印はメイプル

*メイプルジンスキーは自身もモンマスオークス、アラバマSなどを勝ったが、母Gold BeautyもG1馬(ガゼルH)で弟がスプリント王者のDayjur(ナンソープS、スプリントCなど)、さらには繁殖としてG1を勝ちまくったSky Beautyを産んでいる。

そんな世界的名牝をセールで落札し、日本に輸入して繁殖生活を送らせたのは、当時飛ぶ鳥を落とす勢いだった「シンコウ」の安田修氏である。

 

*メイプルジンスキーは日本で4頭の産駒を産んでいる。
1996年産がA.P.Indyの持込(競走馬名ロードメイプル・JRAで3勝し種牡馬)
1997年産が*サンデーサイレンスの牝馬。
1998年も同じくサンデーの牝馬(競走馬名ミリオンギフト・2戦0勝)。
1999年がブライアンズタイムのこれまた牝駒(競走馬名レディセラフィム・未出走引退)

生まれた3頭の牝馬のうち、現在牝系として日本に残っているのは、レディセラフィムのみ。というのも、97年産馬は1歳時にアメリカに輸出されてしまい、Silence Beautyという名で登録され、未勝利で引退したようである。、ミリオンギフトは引退した後にこれまたアメリカに渡っている。*メイプルジンスキー自身も1999年4月日本に別れを告げ、2003年暮れにアメリカで死亡しているからだ。
まあこれだけの名牝の血であるから、引く手が数多であったのも当然といえば当然である。

4月5日にアケダクト競馬場で行われたウッドメモリアルS(D9F・G1)ではWar Passが2着に敗れたが、2歳チャンプを下したのがTale of Ekati。繁殖牝馬としてかのSilence BeautyがTale of the Catとの間に産んだ鹿毛馬である。ハイペースで逃げるWar Passを追いかけて競り落とした内容も上々で、直仔では成せなかった母国アメリカの3冠を、母系に入ったSSが獲れるかどうかという観点からも興味深い。

カナダのエカティダイヤモンド鉱山は、自社で研磨した証としてメイプルの刻印を行うことで知られている。Mr Prospector(採掘者)のクロスも持つ*メイプルジンスキーの末裔に、エカティの名を咬ませるなんていうセンスは案外好きだ。

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