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それぞれの戴冠

日米欧の、それぞれの注目レースを回顧。

天皇賞
ベタとはいえ、血統屋の注目はやはりホクトスルタンということになる。マイペースの単騎逃げでの敗戦だから、力不足は否めないが、同時にステイヤーとしての資質を改めて示唆したレースでもあった。楽しみはこれからだ。
スルタンを捕らえに行ったアサクサキングス、それを追いかけたメイショウサムソン、彼らを前に見るカタチから一気に抜け出したアドマイヤジュピタ。人気と着順とが入れ替わった3頭は、展開の綾というべき面も多分にあった。
ジュピタの母父は*リアルシャダイ、春天血統の面目躍如といったところか。
上位はNorthen Dancer父系が独占した。

ケンタッキーダービー
Big Brownは、結局のところ絶対能力が違うという完勝だった。*サーガノヴェルを引き合いに出した自分がアホだったです、はい。外枠の不利やキャリアの浅さすらも超えて、これは3冠の可能性を感じさせる馬になってきた。Colonel JohnやZ Fortuneといったマイナ父系馬たちもそれぞれ健闘したものの、役者が違う。
母が日本産馬のTale of Ekati、4着まで。

英2000ギニー
A・オブライエン厩舎の秘密兵器Henrythenavigatorが、大本命New Approachをハナ差抑えたレース。
Henrythenavigatorはもともとアメリカ的なスピード色が濃い母系で、*サフロンウォルデン(愛2000ギニー)やDolphin Street(フォレ賞)など、マイル前後の活躍馬が多く出ている。そこにSadler's Wells→Kingmanboときて、先日取り上げたSpecialのクロス(4×4)を仕込んだという配合馬だ。
*シンコウフォレストの半弟であるNew Approach、ダービーには目もくれずにここに絞ったが・・

英1000ギニー
ディヴァインライト産駒のNatagoraが人気に応えて勝利。前日の2000ギニーを勝ち時計でも上回っているし、未経験のマイルを克服したのだから、芦毛の牝馬をほめるしかないだろう。SS系が海外のクラシックを初めて制した記念すべきレースとなり、今後ますますサンデー系種牡馬への注目度が高まることは間違いない。

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