夏のほうじ茶
奈良旅行のお土産に、ほうじ茶をもらった。
ほうじ茶は緑茶の茶葉を炒って作られるお茶で、一般的には玉露や煎茶などよりも安価な庶民的なお茶として親しまれている。
私の実家では、暑い季節になるとほうじ茶を冷やしたものを常飲していた。
だから子供のころの夏の思い出の味というと、麦茶でもカルピスでもなく、冷たく香ばしいほうじ茶なのだ。
湯温なり茶葉の量なりをきちんと計って淹れる緑茶は美味しいが、ほうじ茶はそんな細かいことを気にせず熱湯でたっぷりと淹れられるのがうれしい。緑茶ブームの立役者?であるタンニンは壊れてしまうそうだが、カフェインも少量のために体にはやさしい。
今年もまた猛暑になるのだろうか。久々に冷ほうじ茶で暑さを乗り切ってみようか。
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