シーイズアゲイン
土曜日のテレビ愛知オープンで、注目していたニシノプライドは着外に敗れた。距離こそ違うが、自分のレースができないと脆いところはセイウンスカイ的な感じでもある。
勝ったトウショウカレッジは、ウオッカやシスタートウショウの近親にあたる。このエントリで取り上げたシンガートウショウも、同じ牝系だ。
「トウショウ」ブランドのいわば集大成のごとき血統構成を持つシンガートウショウの、初年度の種付け相手はサクラバクシンオーである。
この配合は*テスコボーイの3×5、Northern Dancerの4×5が成立する。
*テスコボーイは牧場の代名詞であったトウショウボーイの父だから、ある意味牧場にゆかりが深い馬を近交させたわけだが、意図としてはそこではなかろう。
同じ牝系、同じ*ダンディルートのクロスを持つ母に、父がサクラバクシンオー。
成功馬シーイズトウショウの再現を狙った、ということだろうか。
ちなみにスイープトウショウの相手は、アグネスタキオンだそうだ。
それから。ずいぶんと遅くなってしまったが、トウショウナイトに合掌。
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