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快走するライオン

過去最高のヒット数とブックマーク数を記録したのが、地道に下調べしたり何度も推敲を繰り返したりして仕上げたエントリでなく、ビール片手に5分で書き上げた珍馬名ネタだったのがとても複雑で(苦笑

そんな独り言はさておいて。

アメリカではすでに2歳馬の重賞も始まっているが、現時点での新種牡馬リーディングに立っているのはLion Heartだ。

 

Lion HeartはTale of the Cat産駒。
現役時は3歳時にハリウッドフューチュリティ(G1)など3戦3勝、4歳時もケンタッキーダービーでSmarty Jonesの2着などG1戦線で活躍を続け、夏にはハスケル招待H(G1)を勝っている。大一番では一息足りなかったがこの世代のトップランナーの一角を占める実力の持ち主であった。

早い時期から結果を出したStorm Cat系はやはりアメリカでは人気があり、初年度から180頭を超える牝馬を集めている。新種牡馬の中では産駒数が最も多いようだ(143頭)。今年の種付け料は$20,000。
今までのところでは産駒のAzul LeonがHollywood Juvenile Championship S(G3)を勝ち、ほかにも重賞連対が出るなど出走22頭中9頭が勝ちあがってトップを走っている。産駒140頭のChapel Royalや種付け料が$40,000のMedaglia d'Oroらと並んで、この世代のリーディング有力候補だから、まず順当な途中経過になっているというところ。

日本にはまだ殆ど産駒は入っていない。JRHRの情報を引くと、現2歳馬は母African Skyline(登録セイウンアスラン)だけ。当歳馬は2頭で、うち1頭の母Cactus Bell)の牝馬はキャロットクラブで募集される予定だ。
アメリカのスーパーサイアーでありながら日本ではイマイチサイアーとなる嵐猫ゆえLion Heartも大物感という意味では微妙なところだが、Tale of the Catと似た傾向という掴みでいけば、ダート短距離でハイアベレージな活躍馬を出す、という予想で。少なくとも「彼はライオンだ(byデットーリ)」の*ラムタラよりも打率はよいだろう。さすがに。

一般的なイメージとして、「百獣の王」という表現があるように、ライオンは草原の生態系における頂点に君臨し、勇猛に狩りを行う動物と考えられている。これは正しい面もあるが、実のところ狩りをするライオンは主に雌の集団だし、ハイエナなどの他の肉食獣が捕らえた獲物を横取りすることも多いというのが彼らの実態である。他者の利益を横取りする狡賢しさの象徴となっているハイエナはずいぶんと損な役回りだ。Lion Heartの仔を名付ける機会があればハイエナハートと応募してみよう。100%ボツだろうけど。

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