珍馬名だったら。
函館の新馬戦、勝ったのはマッハヴェロシティ。こう書いてみれば<音速+速度>で何の疑問もないが、雑音交じりのカーラジオ実況を自分の耳は<マッハベロ+シチー>と聞き取った。音速で動く舌のシチー?すげえ馬名だよなおい、と。
馬名には血統と同じくらい興味があるのでよく妄想するのが、「もし歴史的名馬が珍馬名だったら」だ。
史上初めて無敗で3冠を制し、G1を7勝して歴代最強馬の1頭に君臨するマチカネオハラハー。そのオハラハーの血を継ぎ、再三の復活劇で奇跡の馬と呼ばれたノボオヤジ。
これまで日本で牝馬3冠を達成したのは、キャバレーとシシャモムスメ。
名マイラーのムーミンパパは藤澤和雄厩舎に初のヨーロッパG1をもたらした。
ハコダテナムナムはKingmanbo産駒で名牝*Specialのクロスを持つ。JCを勝った翌年には凱旋門賞に挑戦し、2着と大健闘した。
・・などなど、キリがないのでこの辺でやめておく。
まあトウカイテイオーなど最初に聞いたときはずいぶんと野暮ったい名前だと思ったのもので、走ればそれなりに貫禄というか、カタチにタマシイが入ってくるという面もあろう。でも金子さんが小田切さんだったらどうだったろうね。
サンデーサイレンス産駒の最高傑作にして、日本近代競馬の結晶。クラシックを無敗で制し、武豊騎手が「飛んだ」と表現した末脚はまさに圧巻。4歳秋には勇躍ヨーロッパに渡った最強馬、その名はモチ!!
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コメント
どうもです。ブクマコメントの件、あちらにコメント返ししておきましたのでご確認ください。誤解を招くような表現、誠に失礼しました。
とりあえず、今年の2歳ではトパンガあたりの動向に注目しています。珍名好き的に。
投稿: Southend | 2008年7月23日 (水) 23時23分