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JPは接戦がお好き

エリモハリアーの4連覇はならなかった函館記念。勝ったトーセンキャプテンは3歳初春のアーリントンカップ以来の重賞勝利となった。これでジャンポケ産駒のJRA重賞はちょうど10勝となったが、やはり特徴的なのはその着差ということになろうか。

 

今回のトーセンキャプテンもハナ差だったし、記憶に新しいところでトールポピーのオークスも頭差という接戦を制した結果だった。これまでの産駒の重賞勝ちを2着馬とのタイム差で列挙してみると、
フサイチホウオーが(0.1/0.0/0.0)
トーセンキャプテンが(0.0/0.0)
タスカータソルテが(0.1/0.0)
ルルパンブルーが(0.1)
トールポピーが(0.0/0.0)
である。離すような勝ち方は皆無で、平均すれば2着馬との差は0.03秒という僅差の勝利ばかりである。

アグネスタキオンの数字を出すと重賞勝ち20で2着馬との平均タイム差は0.21秒。
サクラバクシンオーは重賞18(障害除く)でタイム差の平均が0.23秒。
また2008年の平地全重賞の平均値は0.17秒だから、その差は明らかだ。

ちなみにジャンポケ仔の重賞成績は51戦して(10-1-4-2-1-33)である。勝利数が突出したこのデータは「ハマれば強いがそうでないと惨敗」という見方もできるが、同時に「競り負けたのは11回中1回だけ」という勝負強さを表現している数字とも言える。

ジャンポケを重賞で買うなら単勝か、馬連のアタマ。ただし心臓には悪いだろうけど。

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