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舌戦の行方はいかに

BCクラシックとドバイWCをケタ違いのパフォーマンスで制した現役最強馬Curlin。
無敗で2冠を制し、ベルモントSの失地をハスケル招待で回復したBig Brown。
世代の異なる両雄はどちらが強いか、そんなシチュエーションをさらに盛り上げているのは、アツい舌戦である。

Big Brownのデュトロワ師がベルモントSの前に「*カジノドライブ?敵じゃない」なんて言っていたころは、一種のリップサービスかと思っていた。ところがあのキャラは素のようで、報道によれば誰もがその強さに一目置くCurlinに対しても、尊敬どころか「BBの方が強いだろ」「皆が言うほどいい馬かい?」みたいな不遜な発言を繰り返しているらしく。このあたり例の亀田親子じゃないが、それは言いすぎじゃなねーの?という反発を感じてしまうのは典型的な日本人の感覚なのだろうか。

単純に考えればBCクラシックが雌雄を決する舞台になるところだが、サンタアニタの全天候トラックに対してCurlin陣営がかなり慎重な姿勢を崩していない(芝路線もここから派生したのか)ことから、BCで2強の邂逅が実現するかどうかはどうも微妙である。

ただしCurlin陣営もBCを回避したら「逃げた」と言われるのが目に見えているからか、具体的な対戦オファーを出したりをしている。

Curlinのオーナーの一人であるジェス・ジャクソンは、ウッドワードSでの対戦を呼びかけたがそれを断られ、替わりにジョッキークラブGCという舞台を提案したという。

“I made a sportsman’s proposal to Big Brown’s connections this morning to race at Saratoga Race Course in the grade I Woodward on August 30, and they declined the invitation. I am disappointed by the news. I read this morning that Big Brown might be looking for a turf race at Belmont Park, so apparently, his connections are looking at other options this fall.

“I would ask Big Brown’s camp to consider the prestigious $750,000 Jockey Gold Cup Invitational (gr. I) at Belmont Park on September 27 as an option. It’s a prestigious, prized race on a natural dirt surface at one of the great tracks in the world. Big Brown is a champion Thoroughbred and, most certainly, would be prepared to race at the end of September. Perhaps we could work together to get the Breeder’s Cup to add an incentive to the purse so that a specific charity would get a bigger slice of the pie. (Bloodhorse)

まあこういうリング外での舌戦というものは、周囲を盛り上げるのと同時に、対戦し負けたときのダメージも大きくするもの。結局のところお互いが自分達によりリスクの少ない状況を求め合う結果、直接対決が実現しないということにならねばよいのだが。ちなみにCurlinはJCダートも選択肢として残しているようで、間違って?阪神1800Mが世紀の対決の舞台となったら、最高に面白いのだけれど。まあないか。

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