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夏が来れば

<夏は牝馬を狙え>といった言い回しがある。きちんとした統計を取ったことはないので信憑性はよくわからないが、確かに牝馬が重賞などでも活躍している印象はある。

自分にとっての夏の牝馬、特に新潟の夏といえば、ビーバップやセンゴクヒスイあたりの名が浮かぶ。ちょっと古いが競馬を始めたころの想い出はやはり鮮明なのだ。

 

ビーバップは1987年生まれ。アンバーシャダイ産駒で、社台ファームの生産馬だった。
デビューが遅れてクラシック路線には乗れなかったこの牝馬は、3歳夏の新潟で500万を勝ち上がり、その勢いのまま秋にはG3のクイーンSに出走した。結果は2着。
4歳時はオープンで善戦を続け、夏の新潟・関屋記念で岡部騎手に手繰られて2着に健闘する。(ちなみにこの時の勝ち馬ニフティニースも夏の上がり馬だったな)
5歳時は初夏のパラダイスSを勝って再び関屋記念に出走、惜しくも前年に続いての2着となった。

もちろん他の季節も走っているのだが、どうも新潟でガンバっている印象が強く残っている1頭だ。引退後はノーザンファームで繁殖に入り、大物こそ出ていないもののバプティスタやジャズアップなど中堅級の仔の母となっている。日曜の函館10Rを快勝したアドマイヤスワット(父クロフネ)はまだまだ底を見せておらず、今後の活躍が期待される。

他方のセンゴクヒスイは*ハードツービート産駒で、ビーバップより1世代上になる。
3歳夏の新潟で500万特別→900万特別と連勝し、翌年4歳には吾妻小富士OP→朱鷺S→新潟記念(G3)と暑い季節に3連勝を記録した。さらに5歳時も新潟記念で2着となり、暑さと共に記憶されている牝馬である。

こちらは繁殖としては振るわず、ローランワンダ(父コマンダーインチーフ)が条件クラスで4勝したのが目立つくらいである。
今になって血統を見返してみると、*ハードツービート×*ヴィミー×*シーフユリユーと随分重厚な構成だ。母系は*プロポンチスに遡る小岩井牝系である。

しかし夏の新潟競馬場は暑いんだよなあ・・
馬場が改修され、アイビスサマーダッシュが初めて直線の重賞として行われた日に観戦に行ったのが最後だが、とにかく照りつけるような太陽が今でも思い出される。

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