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加奈陀、侮るべからず

ブリーダーズゴールドジュニアC(2歳・D1600m)@旭川は、1番人気に推されたワンダフルクエストが2着馬に2馬身差で完勝。これでデビューから4戦全勝となり、来るべきナサニエルとの北海道NO.1決定戦は、例年になくレベルが高くなりそうだ

 

ワンダフルクエストは*コロナドズクエスト産駒で母の*エクセプトフォーワンダはダンススマートリーH(G3)を勝っている牝馬だ。

4代母Vice and Virtueからカナダに根付いている牝系らしく、ワンダフルクエストの母系はメイプルな種牡馬が並んでいる。母父TejaboはDeputy Minister直仔で、プリンスオブウェールズ(加G1)の3着馬。母母父Bold Ruckusは90年代前半のカナダを引っ張ったリーディングサイアー。4代母Vice and Virtueの父は*ヴァイスリーガル。そんなわけで、母の*エクセプトフォーワンダはVice Regentと*ヴァイスリーガルのカナダが誇る全兄弟クロス3×4を持っている。

もうちょっと掘ってみると、BMSのTejaboには血統的ニックのひとつと言われているTeddyとBlack Toneyの組み合わせが複数あって、さらに自身がそのニックを持つBimelechもクロスさせている。
そして*コロナドズクエストもまた母父DamascusがTeddyとBlack Toneyの組み合わせを特徴としているから、タフさやパワーを強調するための配合、なんていうことだろうか。

またちょっと視点を変えると、Right Combination(3代母父)やTejaboといった、名血を引きながらも自身の押しが強くないマイナー種牡馬が配された母系だけに、ワンダフルクエストは案外とコロナドが素直に表現されたという見方もあろう。

字面のハデさでは父がキンカメでトールポピーやフサイチホウオーの下というナサニエルには見劣るのは仕方がないが、カナダ血統は馬鹿にできないからなあ。

ちなみにTejaboはまだ種牡馬現役、今年の種付料は1000カナダドルでござい。

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