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2008年11月

大馬鹿16年

桃栗3年、柿8年。

果樹がその実を結実させるまでの年月を待ちわびる言葉であるが、その先の言葉は「梨の大馬鹿18年」だったり「くるみの大馬鹿20年」だったりする。バリエーションがあるのはその地域の農産物による差異もあるのであろう、自分の耳に残っているのは「柚子の大馬鹿16年」というものだ。

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MとQの蜜月

現在、世界で最も種付け料が高い種牡馬群の1頭であるKingmamboは、今年もHenrythenavigatorという大物を輩出して存在感を見せ付けている。我国でも代表産駒*キングカメハメハが新種牡馬として良いスタートを切っているのは周知のとおりだ。

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そろそろ、ぼた餅

鋭い攻撃も繰り出せるカットマンとして長年トップを張ってきた松下浩二や、03年の日本選手権を制した新井周など卓球界の有力選手を擁する「グランプリ」という会社が、あの新興珍名馬主のグランプリと同じだったというのは気がつかなかった。

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ジャパン・パッシング

2010年からJRAが全重賞を国際競走へ
条件付きながら海外居住馬主の参入が実現へ

JRAの事業計画発表に伴って、マスコミの見出し的に言うと”鎖国撤廃”のニュース。立場によって「やっと、だよ」「納得できない」

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Curlin To Stand at Lane's End

今般のアメリカ発の金融危機と世界経済のディセッションが馬産に与える影響を解説するほど、自分は経済に対しても生産業界に対しても知識がない。欧州のセールの一部はモハメド殿下関係が買い支えて暴落は回避したらしいし、競走馬ビジネスはちょっと違う文脈で動く面もあるからなおさらだ。

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大いなる曙光

*ヒシアケボノが死亡したというニュースが流れた。

1995年のスプリンターズSを勝ち、*ヒシマサルや*ヒシアマゾンらと並んで、90年代に活躍した「外国産ヒシ軍団」の象徴的な存在であったから、G1は結局その1勝だけという数字以上に印象深いスピード馬だった。

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榠樝酒を作ってみる

知人からカリンの果実をもらった。

カリンの種子にはアミグダリンという成分が含まれていて、これが加水分解した際に発生するベンズアルデヒドには、抗炎症作用があるとされる。(wiki参照)
民間療法でカリンが咳止めなどに用いられるのはこの効能によるところである。

もちろんそのままでは食せない果実なので、カリン酒を作ることにする。
サイトなどを参考にして次のようにした。

・ビン(1.8ℓ)とホワイトリカーと氷砂糖を用意する
・カリンは表面を洗い、適当に輪切りにする
・熱湯消毒したビンにカリン(2個)と氷砂糖(250g程度)を入れる
・そこにホワイトリカーを注ぐ
・後は冷暗所に保管して出来上がりを待つ

費用はカリン0円/ビン690円/ホワイトリカー1290円/氷砂糖490円

熟成を待つという楽しみ。
早ければAJCCのころには飲めるようになり、天皇賞(春)が終ったころにはいい塩梅になりそうだ。

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大差あるいは落馬の光景

"Big Red"ことMan O'War(マンノウォー)はBloodhorse誌の「20世紀アメリカの100名馬」でも堂々1位に輝いた伝説的な競走馬だ。ベルモントSの20馬身差はまだしも、ローレンスリアライゼーションSの100馬身差勝ちに至っては、現実というよりその強さの象徴としか思えない数字である。

日本では現在、10馬身以上の差を「大差」と表現するが、先週末は4レースも「大差勝ち」のレースがあった。

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今週のデビュー

ロシアの誇る父系世界遺産こと*ダノンブリッジ、ついに京都競馬場にてデビュー。
森厩舎・ペリエ騎手・Favnというこの組み合わせがまた絶妙な。

薔薇軍団の2歳勢、先陣を切ってローズリパブリックがデビュー。
*ローザネイを祖とするこの一族、牡馬は全て勝ちあがっている。記録更新なるか。

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その弁護士は勝訴を得られるか?

ダーレーが西山牧場(のハード部門)を買収、というニュース。これまでもシンコーファームや北海牧場などを買収して規模を大きくしてきたから、そのうち名門オーナーブリーダーも狙われるんじゃないかなとは思っていたが、物理的に一番大きいところに来た。

という話題への突っ込みは誰かに任せるとして、マイルCSに出走予定の外国馬を。

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稲妻は忘れたころに

舌足らずな自分が早口で言ってみたら”イナズママアリス”になってしまった。
イナズマアマリリスは北海道からの転厩して初戦となるファンタジーS(G2)で、4着まで0.1秒差という接戦しぶとく制しての重賞初勝利。単勝13番人気でのアップセットだ。

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自由と孤独

勝負事の”流れ”、引き際の大切さ、リスクを取るということ、ギャンブラーには向かない自分の気質・・・・競馬から学んだといったら大げさかもしれないが、学校では教えてくれないそうした様々なものを体感できたのは、やはり競馬場で悩んだり考えたり喜んだり悲しんだりする中からだった。

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ZのZによるZ

Zaminderは現役時カブール賞(G3)を制した程度の馬で、サイアーとして凱旋門賞馬Zarkavaを出すまでは、「Zafonicの全弟」という紹介のされ方をされる存在だった。

Zafonicは英2000ギニーなどG1を3勝したスピード馬で、種牡馬としてもXaarやZafeenといった一流馬を送り出している。日本で走った代表産駒といえば、*ザカリヤになる。

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スピードと脆さが好きだった

前エントリに名勝負か波乱かと記した秋の天皇賞、今年はまごうことなき前者となった。息がつまり、ちょっと声が出ないゴール前というのも久々の気がする。

凱歌はウオッカに上がったが、ダスカの「リアリスティックな強さ」vsウオッカの「強さのファンタジー」という観点でいえば、今回は”どこまで強いんだ”というウオッカ幻想の種明かしをしたという点で、ダスカにも得るものは大きかったレースだと自分は感じた。

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記憶は冷たい雨の中

それまで3200mで行われていた秋の天皇賞が、競馬のスピード化と国際化を背景とした番組改編の中で2000mへと距離が変更されたのは、グレード制が施行された1984年のことだった。

距離短縮後の天皇賞(秋)は路線や世代を超えた名勝負が生まれる舞台となったが、同時にそれは波乱の歴史でもある。シンボリルドルフ→トウカイテイオーの父子が共に不覚を取るなど80~90年代は1番人気がなかなか勝てなかったし、サイレンススズカの4コーナーは今でも瞼に焼きついて離れない。

あの雨の日もそうだった。

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