往来ネタ
東京都にある美術館や博物館などの入場券・割引券が綴られた「ぐるっとパス」というものがある。61もの施設に使えて2,000円という値段だから、有効期限などはあるが、非常にお買い得だ。どうせなら東京競馬場の入場券も付けて、JRA競馬博物館もラインナップに入れればよいのに、と思ったり。
さて、JRHRの輸出入馬情報からの小ネタをふたつ。
相変わらず社台グループは、さりげなく良質の繁殖牝馬を導入するから油断ならない。11月の輸入馬の中には、*ローズジプシーの名があった。
*ローズジプシーはGreen Desert産駒。01年のプーリッシュ(仏1000ギニー)勝ち馬なのだが、このレースは”初モノ”が重なったレースでもある。
ひとつは武豊騎手が繰るQuarter Moonが出走したことにより、日本人ジョッキーの「初ヨーロッパクラシック騎乗」となった。もうひとつは、*ローズジプシーを管理していた天才エイダン・オブライエン師の、「フランスにおけるクラシック初制覇」となったのだった。
ネタふたつ目はレゴラスの輸出。夏前だったか、ヨーロッパから種牡馬としてのオファーがあったというニュースがあり、その血統背景(母が仏G1ヴェルメイユ賞などの勝ち馬)からフランスで供用されるのではという推測がなされていた。
JRHRの資料によればレゴラスは、今月18日にイギリスへ輸出されている。これに関する情報が入手できなかったので定かではないが、英国供用ということになるのだろうか。
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