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有馬雑感’08

このところの中山競馬場は思いのほか上がりタイムも走破時計も掛かかる傾向がみてとれた。そんな見た目以上に力がいる馬場で、特に先行馬は軽快さだけではなく「粘着力」を内在させるか否かが取捨のポイントとみていた。

そんな中でマークされる立場のダスカが押し切るとしたら、前半のペースを巧く抑え、後半5ハロンからのロングスパートで追走してくる面々の力を奪う「骨を切らして肉を断つ」的なレースだろう、とは思っていた。

結果だけを見ればまさにそのとおりの展開、先行力と粘りを最大限に発揮した勝利であったが、ラップには正直驚いた。6.9秒の出だしの後は11秒台のラップを4本重ねて1000Mが1分を切っている。それから向こう正面でペースを落として息を入れると、すぐ3コーナーからペースを上げて直線突き放しているのである。
しかも、3~4コーナーではメイショウサムソンやアサクサキングス、4コーナーではスクリーンヒーローといった十分に骨っぽい相手が勝負に来たのを返り討ちにしているのだ。

あれはダスカを褒め称えるしかないだろう。

レースを観返しているうちに思い出したのは*ノーザンテーストの血だ。
冬の、重い芝でもバテない粘り。他頭数になるほど発揮される勝負根性。
そして「ノーザンテーストは3度変わる」という格言に象徴される成長力。

ダスカをタキオン産駒として見るとどうもしっくりこなかった感覚が、ノーザンのそれと捉えれば、腑に落ちた。

そして気付けば、3着エアシェイディはBMSが*ノーザンテースト、4着ドリームジャーニーは*ノーザンテーストの3×4、5着スクリーンヒーローも母母父がノーザン。北味祭りである。

しかしウオッカ、ディープスカイ、オウケンブルースリといったトップホースに素通りされるという有馬記念の位置づけは相変わらず微妙なものではある。世界の競馬シーンにおける相対的なJCの地盤沈下と共に、どうにか手をつけないとまずいとは思うが・・

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