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第六感の秘密

'09新種牡馬外伝 - シックスセンス

「もし仮に」と考えてみても意味はないとわかっていても、そうしてみたいときもある。

もし同期にディープインパクトが存在しなかったら。
単純に繰り上がれば、皐月賞1着、ダービー2着、神戸新聞杯1着、菊花賞3着。最優秀3歳牡馬のタイトルも可能性がある立派な成績といえよう。

そしてもし京都記念快勝後の故障がなかったら、中距離戦線のトップランナーとして、重賞勝ちをあといくつ積み上げられたろうか。シックスセンスには、勝ちきれないもどかしさと、夜明け前の期待感とが同居していた。

シックスセンスはBMSが*デインヒル。*サンデーサイレンス×*デインヒルという組み合わせは両者がビッグネームの割りには以外に少なくわずか7頭、うち活躍馬は本馬とメテオバースト程度である。ただし母父をDanzig系という大きな括りでみると、スプリント女王ビリーヴを始めとしてデアリングハートやミレニアムバイオ、タガノテイオー、ヤマニンセラフィムとスピードに長けた活躍馬が多くでているし、そう下手を引く配合ではなかったはずだ。

種牡馬となったシックスセンスの種付け数推移は初年度46頭→56頭まではまずまずとして、昨年は25頭。ボーンキングとも共通する話しにはなるが、さすがにこれだけサンデー父系の種牡馬が氾濫するとシックスの成績では苦戦もやむを得ないところだろう。これで初年度産駒に結果が伴わないと、早くも転用がちらつくパターンか・・とも思っていた先日、ニュースが届いた。09年はアイルランドにおいて種付けを行うというものだ。

サンデー×Danzig×Nijinsky×Bold Rulerと表面の字面は北米血脈のシックスセンスだが、そもそもボトムラインはヨーロッパだし、母も仏重賞勝ち馬だし、4代母Feminaの血統表あたりになるとフランス血脈の見本市みたいなことになっている。香港であの*ウイジャボードと接戦を演じたことも彼の地のチャンスを呼び寄せる要因になっているのだろう。とりあえず09年限定ということらしいが、アイルランドでの人気の具合によってはそのまま新天地で頑張るのも手なのかなと思う。

もし仮に自分がシックスセンスの種牡馬カタログコピーを考えられるのなら。
「この種牡馬にはある秘密があります。まだ産駒を見ていない人には、決して話さないで下さい」
映画<シックスセンス>風に、そんな謳い文句を載せてみたい。

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