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サンデーの血、果てしなく

UAE1000ギニー2着を経てUEAオークスに駒を進めた*アースリヴィングは、ギニー最下位から巻き返したDevoteeにこそ交わされたものの、3着以下を離して再びの銀メダル。調整が難しいこの時期の牝馬として、非常によい結果を残したと評価されてよいのだろう。

さて、そのUAEオークスの勝ち馬Devoteeはゴドルフィン所有、父がミスプロ系Elusive Qualityのアメリカ産馬である。母Danutaもこのレースの2003年の勝ち馬だから母子制覇ということになったが、注目はDanutaが*サンデーサイレンス産駒ということ。その母Polish Styleが日本に持ち込まれてサンデーを種付けされ、受胎した状態で輸出された後にアメリカで産まれたという経歴の牝馬であった。

サンデー父系の種牡馬が次々と海を渡りその影響力の広がりが耳目を集めている一方、Devoteeのように海外重賞で名を馳せる「母父サンデー」も出てきている。例えばオーストラリアのG2マニフォールドSを勝ったEl Daana(父Redoute's Choice)、フューチュリティS勝ち馬で昨年のアメリカ3冠路線にも駒を進めたTale of Ekati(父Tale of the Cat)などもそうだ。前者は繁殖を来日させてサンデーを付けたDevoteeと同じパターン、後者は日本で生産されたサンデー牝馬が後に輸出されたというカタチ。

サイアーだけでなくBMSとしてのサンデーの破壊力、また配合の選択肢が比較的広く取れるという側面も考えれば、海外でサンデーの肌馬が重用され、その中から活躍馬が出るのもさほど驚くべき事態ではない。

現在海外で供用されているサンデー牝馬の数がどのくらいなのか正直わからないが、数年前には20頭台という記事を目にした覚えがある。中にはオーストラリアオークス馬Sunday Joyのような注目馬も含まれているから、母系にサンデーの名を持つ活躍馬を目にする機会も増えていくことだろう。

3月を迎えるとドバイはワールドカップデイに向けてますます盛り上がっていく。真打のウオッカも当地に無事到着したようだ。前哨戦を上手くクリアして本番へと繋げて欲しいところ。

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