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翼を持つ馬たち

'09新種牡馬外伝 - サンライズペガサス

その誕生や役回りには諸説あるにせよ、ギリシア神話に登場するペーガソスといえば翼を持つ馬として有名だ。より通りのよい英語名ペガサスはその”空を駆ける馬”という流麗なイメージから、我国において競走馬の名としても頻繁に用いられるモティーフとなっている。

ペガサスを名に持つ競走馬のうち、最も獲得賞金を得たのがサンライズペガサス。サンデー産駒の同馬は中距離重賞を3勝し、引退後は種牡馬となり、今年初年度産駒がデビューを迎えることになる。

この他にも「ぺガサス軍団」には個性的な面子が顔を揃えている。

*ビコーペガサスはナリタブライアンと同世代でDanzig産駒のマル外。重賞はG3の2勝のみだが、G1スプリンターズSや高松宮記念で2着するなど、短距離路線の常連として息長く活躍を続けた。個人的にはPOGに指名し、デビュー3連勝の時点で「ブライアンより強い」とアホなことを言っていたのが思い出深い。

トウショウペガサス、ホッカイペガサスは競走馬としても活躍した以上に貴重な血を伝えた存在だ。前者は70~80年代のトウショウ牧場を象徴する血統で、*ダンディルートの後継馬としてグルメフロンティアとスエヒロジョウオーという2頭のG1ホースを出している。
後者のホッカイペガサスはさらに渋く、Ticino→Neckar→Waidwerkというドイツ伝統父系をである。メールラインとしては続かなかったものの、全妹のホッカイラブリーはこれまたマイナー父系を萌えさせたホッカイルソーを出した。

90年代後半に走ったずばり「ペガサス」は、早田牧場の全盛に花を添えた*リヴリア産駒。*リヴリアはナリタタイシン(皐月賞)を始めとして芝での切れ味の鋭さをよく伝えたサイアーとして印象深い1頭だが、早世し5世代しか産駒を残せなかったのが惜しまれる。

現役の”ペガサス”ではレインボーペガサスや*ドリーミーペガサスが頑張っている。

ちなみに有名馬主×ペガサスのパターンでは、ダイナペガサス、ダンツペガサス、タニノペガサス、メジロペガサス、セントペガサス、ジョーペガサス、サクラペガサス、キョウエイペガサスなどがいたが、いずれも「空駆ける」ことは出来ずに未勝利で終わっている。

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