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その先の頂点へ

この季節の府中は緑が目に眩しく風もさわやかで、最も好きな開催だ。

注目馬ヤマニンウイスカーの応援がてらプリンシパルSを観に行ってきた。
残念ながら5着に終わったウイスカーだったが、まだ力を持て余している感じもあった。これからに期待だ。

ところでひとつ上の4着に入ったイコピコも同じ「ヤマニン」の錦岡牧場生産馬だが、土井オーナー所有でなく牧場名義で走らせているため冠名がついていない。イコピコの祖母プロミネントカットの子や孫たちはみな、こうした”冠なしのヤマニン”として走っている。

プロミネントカットの母はカッティングエッジ。自分が競馬を始めたころに活躍していた*ファバージ産駒の牝馬で、大きいところは勝てなかったが、11戦6勝のうちマイル重賞とOPを5勝というなかなかの素質馬だった。岡部騎手を背に先行抜け出しのお手本のような競馬が思い出に残っている1頭である。

もともとは*ナイトライトに遡る社台ファームゆかりの母系で、*ナイトライトの孫シャダイプリマを経た流れからはダイナコスモスやクラフトワーク、ディヴァインライト、最近ではメイショウトウコンなどの著名馬が出ている。カッティングエッジの直仔には期待ほどの活躍馬が出ずにいたが、孫にはシャドウゲイトが出ている。

このようなどっぷり社台血統のプロミネントカットがどういった経緯で錦岡牧場に移ったのかは寡聞にも存じないが、ハーミットクラブ(やどかり)やモアナパキピカ(太平洋)、ディジュリデュー(楽器名)といったヤマニン軍団とは一線を画したユニークな馬名がつけられているのも面白い。

ちなみにイコピコは「頂上に」というハワイの言葉。Cutting edge=最先端を目指すその走りを、ウイスカーともども注目してみたい。

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馬*血統」カテゴリの記事

コメント

ウチで社台さんの繁殖セールでフルールドロカイユという牝馬を購入した時に、見ていたセリの名簿か比べて見ていた前年の名簿にカッティングエッジの名前を見つけた覚えがあります。私はオステアアンティカという牝馬に目を付けていたんですが。
フルールドロカイユもファバージの血が入っていますが、ファバージはあまり良い印象はなかったんです、個人的に。カッティングエッジは活躍馬ですし、こういう牝馬は世代を経て活躍馬を出しますよね、往々にして。

投稿: 山 | 2009年5月10日 (日) 02時36分

カッティングエッジはビッグレッドが購入したんでしたかね?

代を経ていても、自分が好きだった牝馬の名を活躍馬の血統表に見るのは嬉しいものです。

フルールドロカイユもしっかりした母系だと思うので、楽しみですね。

投稿: りろんち | 2009年5月10日 (日) 19時57分

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