本気と書いてマジと読む
前回のエントリに関連し、Medaglia d'Oroの日本語表記についてコメントを頂いた。語源=イタリア語で言えば「メダーリャドーロ」あたりが一番近いかなと思うが、アメリカ生まれで英語読みという意味では「メダグリアドーロ」にも不自然ではなかろう。
古くはSt.Simon(セントサイモンかサンシモンか)だったり、最近では*ピルサドスキーの表記を山野センセが厳しく批判したりと、この問題は論が尽きない。
そもそも、外国語の単語を日本語表記するという際にどうしても無理が出てしまうという側面はある。馬名でも英語のRとLの違いもカタカナでは区別できないし、フランス語の鼻に抜けるような発音だって表現のしようがない。ある程度の誤差的なモノは仕方ないかな、などといい加減な自分は思っているが。
とはいえ、そりゃないでしょという表記もたまにある。
代表的なのは種牡馬として活躍していた*スマコバクリーク。
スマコバって固有名詞か何かかなと思っていたのだが、Smack Overだということを知ったときは流石に脱力した。スマックオーヴァークリークでは確かに長いし、実際の発音に準じたのだとは思うが、スマコバは無理筋ではないかなあ。
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コメント
ピルスツキ、言われてましたよね(笑)
スマコバ、須磨木場かなとか思ってたのですが、私も以前にスマックオーヴァークリークだったら人気出たかもしれないな、と以前ネット競馬に書き込んだ覚えがあります。
エスプリシーズの母父なんですよね(笑)今ならスウェプトオーヴァーボードもいますし、良いかもしれません。
投稿: 山 | 2009年7月31日 (金) 02時49分
須磨木場って香港で出走した馬の表記みたいですね^^
スマ☆コバ!
なんてしてみると、何かアニメにタイトルのようにも見えたり。
投稿: りろんち | 2009年8月 1日 (土) 08時55分