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その数字の意味

69頭という数字は、種付け数が100どころか200を越える種牡馬すら抱える社台スタリオンステーションの中で全く目立つものではない。69が大きな意味を持つのは、*ウォーエンブレムのそれだからである。

*ウォーエンブレムは社台が導入したアメリカ2冠馬。その競走成績のみならず、母系に非主流血脈を多く含む血統背景や漆黒でしなやかな馬体など同年に急逝した*サンデーサイレンスと重なる側面も多く、ポスト・サンデーという役割を期待されていたのは間違いない。

しかし周知のとおり種付けに対して興味を示さないという問題が発覚し、初年度からの種付け数は7頭→53頭→9頭→1頭→07年はついに0頭となった。

様々な取り組みにより08年には39頭に種付けが成功し、そして今年は69頭という自己最高記録に到達するに至っている。

*この間の社台サイドの対応や治療については、こちらが詳しくまとめられているので参照を願えればと思う。

では、産駒の成績をざっと振り返りたい。
初年度産駒で血統登録された4頭は全馬(ショウナンライジン・クランエンブレム・アドマイヤミリオン・ウォーゲーム)が準オープン以上へと勝ち上がる離れワザをやってのけた。

2年目産駒はさすがに全馬勝ちあがりとはいかなかったが、JRAに登録された27頭から、秋華賞のブラックエンブレムを筆頭にショウナンアルバ(共同通信杯4歳S)・エアパスカル(チューリップ賞)・ウォータクティクス(アンタレスS)・キングスエンブレムと5頭がOPクラスの勝ち馬となっている。

3年目となる現3歳からは重賞級は出ていないものの、それでも登録5頭が全て勝ち上がっている。

今年は9月21日現時点で勝ち馬率45.8%、アーニングインデックス2.06をマーク。また1頭当たりの獲得賞金額は現在のリーディング上位クラスはもちろん、全盛時のサンデーすら凌駕する勢いである。もちろん少数精鋭だからこそという見方もあろうが、これれが尋常な数字ではないことは確かだ。

真価発揮はまだまだこれから、だろう。

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