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ユルユル大陸

実を言うと、バリバリ上昇志向を持っていたり、”もっと自分にふさわしい仕事や場所があるはず”という熱が透けて見えたりする人が苦手だ。本屋の店頭で「○○すれば夢は叶う」的な本が積まれているのを見ると、何でそんなに力んでいるのかと不思議に思ったりもする。

そんな中で『しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール』(香山リカ著・幻冬舎)は、自分の手抜きな生き方にわりと共鳴する内容だなという1冊だった。

まあ目新しい内容が書かれているわけでもないし、そもそもメディア露出するかの精神科医師をあまり好きではない、という面はあるのだが・・いい歳をして自分探しだのなんだのと言うオトナを常日頃から片腹イタイと思っている私にとって、生きる意味なんて考えてんじゃねーよというあたりはツボに入った。

この本のレビューには、香山も成功者だからそういうこと言えるんだという批評も散見されるが、社会に良い意味での「ハンドルの遊び」がなくなった今の日本だからこそ人間の側がユルくたっていいじゃんというメッセージ(と自分は読んだ)を発したことそのものは、それで意義があるものだと思う。

ちなみに「仕事に責任は持ちますが情熱はありません」と上司との面接で言ってしまうユルユルな自分は、情熱大陸@TBSには逆立ちしても出られないだろうなあ。当たり前か。

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