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ずれた歯車~天皇賞雑感

調教も文句なし、前走の負けも織り込み済み、得意の東京コース・・しかしウオッカという名牝の歯車がどこかズレている感じがしていた。この日の府中に吹き荒れた強い秋風に、波乱を予感したのは自分だけではなかったはずだ。

もちろんこの超スローを追い込んできているのだからポテンシャルに陰りがあるわけではない。能力ではないプラスアルファ、これまで名勝負をつくりあげてきた「何か」がもうウオッカには残っていないのだろう。論理的では全くないが自分はそう解釈した。

カンパニーは、かつてのバランスオブゲームがそうだったようにここで抜け切るキャラではないと思っていた(それがかっちゃんと横典の差か?)。ウオッカとは逆に流れにしろ枠順にしろ、「何か」がこの古豪に降りてきたということだ。

スクリーンヒーローは出来もよく見えたし2着も意外とは思わない。

自分はそれなりに淀みのないレースとなり、府中で*トニービンの血が騒いだオウケンが最後に差し込んでくると読んでいたが。終わってみれば別の*トニービン、別の音無厩舎というオチ。

ちなみに父が重賞すら勝っていない種牡馬産駒のG1勝利というのはいつ振りだろうか?少なくとも秋天ではヤエノムテキ(父ヤマニンスキー)以来のはずだ。

そうそう、当日はクイックピックが試験販売されていた。自分で考えない馬券なんて邪道だというのはまあ正論なのだが、競馬歴20年となって「最後は運」みたいな境地にある私は、これはこれで面白いと思った。まあ全部お任せじゃなくて軸だけ決めて、あたりでね。

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コメント

すべて調べつくしたわけではないですが、単純に重賞勝ち馬でない種牡馬の産駒のGI勝利ということなら2003年の安田記念の*アグネスデジタル以来でしょうか。ちなみにデジは秋天も勝ってますね。
内国産馬なら*モガミ産駒のブゼンキャンドル、旧○父ならヤエノムテキまでさかのぼる、といった感じでしょうか。とにかく圧巻でした。

投稿: Organa | 2009年11月 1日 (日) 21時52分

メイセイオペラの父・グランドオペラやシンコウキングの父フェアリーキングも未勝利ですよね。
カームにも頑張ってもらわねば。

投稿: 山 | 2009年11月 2日 (月) 00時24分

言葉足らずでしたが、内国産の種牡馬で重賞未勝利馬、という意味合いでした。
輸入種牡馬を入れると確かに*モガミや*グランドオペラなど結構いるものですね。

投稿: りろんち | 2009年11月 2日 (月) 00時49分

はじめまして。いつも楽しく読ませて頂いております。
重賞すら勝っていない馬の仔が種牡馬になって活躍馬を出すことはかなり難しいようです。よほどの仔じゃないとやはり繁殖牝馬が集まりづらいのがネックでしょうね。
エイシンサンディ産駒のエイシンテンダーが2005年のチューリップ賞を勝ってますね。他に同じ父の仔ではミツアキサイレンスが統一重賞路線で活躍してましたし、昨年はベンチャーナインがクラシック戦線を賑わせていました。
エイシンサンディは未出走でしたが、「無事なら…」と言う理由で種牡馬入りしたのではなかったかな。サンデーサイレンスは望んでも付けられなかったし、有力後継馬もまだいなかったから自家用に確保したという話も聞いたことがあります。
たぶん、ミラクルアドマイヤも同じパターンでしょうね。確かにデビュー時はかなり期待されていたし、母系もかなりいい(フサイチコンコルドの弟でアンライバルドの兄)ので、チャンスを与えてみよう、と。その結果が一子相伝とは言え、結果を出した。残念ながらカンパニー景気に沸いた時の仔(=現4歳馬)が結果を出せなくて、今は種牡馬を引退しました。
それでも彼らと同じような種牡馬は他にも結構いるみたいで、サムライハートなども「一発」の期待がかけられているようです。サムライハートの場合、なんたってエアグルーヴ×サンデーサイレンス、おまけに5戦3勝でほとんど底見せてませんからね。

投稿: Erkki | 2009年11月 2日 (月) 13時50分

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