土曜日、府中にて
土曜日はうららかな日差しにも誘われて一口出資馬のデビューを観戦に府中へと出かけた。そのグロッタアズーラはまだ若さも目立つレース振りで6着、勝ったのは久米田正明氏のロジフェローズだった。
オーナー参入の初年度からロジユニヴァースがダービーを制するという離れ業が話題となったのは記憶に新しいが、ロジ軍団はユニヴァース以外も素晴らしい成績を残している。
これまで同氏の所有馬は23走しているが、10-4-0-2-1で掲示板を外したのはわずか6走。勝率43.5%で連対率が60.9%という驚異的な数字である。この引きの強さは多分、理屈とか言葉では説明できないものなのだろう。
またその日のメイン・東京スポーツ杯では久々にバラ軍団の希望が誕生した。*サンデーサイレンス(系)を父に持つローズバドやヴィータローザ、ローゼンクロイツなどを第一世代とするなら、その世代を母に持つローズキングダムは第二世代に現れた新星だ。
悲願のG1に手が届くのか、この一族のフリークとしては注目せざるを得ない。
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