« いい加減にも程がある | トップページ | 一口まとめ’09 »

不協和音ですら美しい

-10kgという馬体重を観てイコピコの評価を下げ、結局はドリジャから買ったから一応は的中で最後のG1を締めることができた。ドリジャの末脚は想定どおりだったとして、想定以上だったのがブエナである。

リーチザクラウンの作る淀みのない流れ。3コーナーにかけてシャドウゲイト、マツリダゴッホが動くと、連れてフォゲッタブルやミヤビランベリも仕掛けていく・・単に速いペースというだけでなく出入りの激しい競馬となり、先に行った組はリーチを筆頭に総崩れであった。

そんな中で4コーナー先頭というアグレシヴなレース運びをみせた3歳牝馬が、注文どおりの競馬を演じた古豪に最後まで食い下がったのである。春の2冠やエリ杯の派手な追い込みよりも、自分はその姿にブエナビスタの本当の強さを見た気がした。

ああこれはと思いを馳せたのは、ナリタブライアンが圧巻の3冠から返す刀で走り抜けたあの有馬記念。あのときも勝ち馬の強さは折込み済みで、驚いたのは怪物に真っ向挑みなお3着以下を引き離した3歳牝馬*ヒシアマゾンなのだった。

しかしまあ、有馬記念というのは良くも悪くもカオスなレースである。引退、年度代表馬、リベンジ、飛躍・・様々な路線や世代で紡がれてきた各々の物語をここで結末せんとする陣営の願いや思惑が交錯し、乱立し、ときに中山2500というトリッキーなコースに不協和音として響く。その不協和音すら競馬の魅力である、のであるが。

|

« いい加減にも程がある | トップページ | 一口まとめ’09 »

馬*その他」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/223066/47132797

この記事へのトラックバック一覧です: 不協和音ですら美しい:

« いい加減にも程がある | トップページ | 一口まとめ’09 »