« 2009年12月 | トップページ | 2010年2月 »

2010年1月

ドバイの険易遠近

道・天・地・将・法―

今なお兵法書の古典として有名な「孫子」において、戦いにおける指標として挙げられている5要素である。このうち天と地とはすなわち気象条件や地形といった自然環境であり、これを競馬の海外遠征に当てはめれば、彼国の気候や、競馬場のコース形態・馬場の特性ということになろう。

続きを読む "ドバイの険易遠近"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

逃げ馬と逃げジュマ

Southendさんの労作には随分と懐かしい名前があって、自分が競馬を見始めたころの逃げ馬マイネルヨースだのダイワゲーブルには懐古の念でしばしうっとり。なぜかG1級よりも準オープンあたりに印象的な馬が多いなと。

フロントランナーの括りではイカンガーも好きだった。

といっても世代的に知らない人はキョトンだろうから一応注釈を入れておくと、ジュマ・イカンガーは80年代から90年代にかけて活躍したタンザニアのマラソン選手である。

当時は日本のマラソン界は世界的にも上位入賞の常連で、また瀬古利彦や中山竹通や宗兄弟など、個性的というかキャラが立っていたランナーが多かった。そんな中で日本のレースにもよく出場していたイカンガーは、腕を懸命に振る独特のフォームの持ち主で、集団の後ろで力を温存するなんてタクティクスはクソ喰らえとばかり、常に先頭を切る爆走ランナーだった。

今でこそラビットと呼ばれるペースメーカーが出場することも多いが、イカンガーは本気で逃げて本気で勝ちにくるガチ逃げである。その上最後に絵に描いたような「好位差し」のランナーにトラックで抜かれるという役回りだったから、逃げ馬談義でふと思い出してしまった。

言われてみると競馬もマラソンも、逃げること自体にアイデンティティを見出すかのような逃げ馬(人)が少なくなったなとは。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

規格争いの行方

オールウェザー(AW)馬場の導入において先鋒的な役割を果たしてきたカリフォルニア・サンタアニタ競馬場が、天候(降雨)による開催中止に追い込まれてニュースになっている。これで一気にダート回帰とはならないにせよ、「北米競馬の規格争い」に一石を投じる出来事には違いないだろう。

続きを読む "規格争いの行方"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

こいすきゃーれ!

最近気になるのは単なるオダギラー系珍名ではなく、一見はそれらしい響きを持ちながら、実は「えっそうなの?」というパターンの珍馬名だ。

ドスライスは何かメキシコ系の名前(ドスカラスとかドスサントスとか)と思ったら、由来が「とてもスライスする」。ど・スライスなのね。

リュートフルシティは~ful cityと思いきや、いずれも新潟の地名から「柳都+古町」とは思わなんだ。そういえば新潟ご当地馬主の齊藤四方司氏はニイガッタメール「新潟に届いた手紙」もいたっけ。

コイスキャーレはイタリア語風だが、愛知県方言で「勝手に言ってろ」だそうだ。

ミルクトーレルは「ミルクが取れる」。
マーブルドーンはMable Dawnじゃなくて「どーんといってみよう」。

ガブリンはゴブリンの仲間でも何でもなく「咬癖があるので」ガブりん。

自分の印象に残っているのだけをサラっと挙げてみたが、もっとたくさんあるのだろう。情報求む。

ちなみに今日、世界的名馬Sea the Starsが中山に出走!と思ったらシーオブザスターズだった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

 Do you Keep the Faith?

国内非居住馬主には既報通りまず4名が認められ、シェイク・モハメド一族の持ち馬はトレセンに入厩し始めたようだ。内国産5頭に対して外国産1頭というシバリの良し悪しは評価も分かれつつ、自分としては彼らがどんな外国産を持ってくるのか興味はある。

ちなみに馬主資格を目指している海外オーナーはまだいるだろうが、その一人がオーストラリアのアダム・サングスターだ。サングスターは*サンデーサイレンス産駒のKeep thr Faithを自身のSwettenham Studで供用しているブリーダーで、すでJRAの馬主資格取得の申請をしているとのこと。

話はズレるが海外関連でもうひとつ、大井競馬場が導入して物議を醸した海外既走馬の導入制度。軽く書いたこともあるが、結局のところは後に続かず、こちらによれば終了となるようだ。

定着が進まなかったのは、コストに見合うリターンが期待できないという経済的な理由なのか、あるいはオトナの事情(国内生産者への配慮とか)で馬主が自主規制をしたからなのか。それは自分にはわからない。

今回の制度導入は国内生産者にとっては大きな脅威である一方、主催者サイドにとっては生き残りのための経営努力のひとつである。立場が違うからそれは避けられない乖離ではあるのだが、双方が声高に自己主張するだけで「ファンにとって魅力ある競馬を目指す」という出発点を忘れれば、めぐり巡って共倒れになるだけなのだ。上手くいかなかったね・・で終わらず、今回の試行結果をしっかり分析した上で、より実効性のある制度が練り上げられることを願う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

成田大隅山路

触れないわけにはいかないなと思いながら、年末年始のバタバタで遅くなってしまった。昨年12月22日に亡くなった「ナリタ」「オースミ」で有名な山路秀則オーナーのことである。

山路氏といえばナリタブライアン、ナリタトップロードあたりが当然名が挙がるが、

続きを読む "成田大隅山路"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

いつかバチがあたる

あんまりおおっぴらに人には言えない楽しみなのだが、神社の絵馬。アレに書いてある願い事を見るのが好きだ。

神社によって若干の違いはあるが、大体においては<入試や資格試験の合格祈願><家族の健康・病気回復祈願><(結婚など)人間関係の成就>あたりがビッグスリーである。

最近は商売繁盛や無事な就職に対する願い事が増えてきた気がするが、こういうご時勢ネタも含め、世の中の悲喜こもごもが透けて見えるのがまた趣深いところ。例えば・・

「○○君と付き合いたい」くらいは微笑ましいが「無事に離婚が成立するように」はちょっと顔が引きつったし、「宝くじ当たれー」はいいけど「おばさんに貸したお金が返ってきますように!」はちょっと引いたなあ。

新潟の弥彦神社だったか、「○×高校合格!健康ですごす!おばあちゃんが元気になる!あと△くんと両思いになる」みたいのがあったけど、それは欲張り過ぎっつうの。わからなくないけどね。

そんなことやってて結局自分の参拝を忘れて帰っちゃったりするんだから、そのうちバチがあたりますな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

’10新種牡馬プチ外伝

新種牡馬すべてを取り上げた外伝は無理があったので趣向を変え、今年はフレッシュマンサイアーたちを野球選手に見立て、1番~9番(プラスα)のチームを編成するつもりでイジッってみようかなと。

まあ多分に偏見と思い入れとで準備中。

続きを読む "’10新種牡馬プチ外伝"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

今からG1を読めるわけない

街中で女性が手に提げているGODIVAのロゴでGoldikovaを連想してしまう病。

さて後半。ここからは出走を当てることそのものが難しい領域になりますな。

続きを読む "今からG1を読めるわけない"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

今からG1を読んでみる

だいぶ前のことだが、競馬仲間と半年くらい先までの全重賞勝ち馬を予想するという、無謀かつオタクな遊びをしていたことがある。まあ今はそこまで読む根気もないしということで、「今年のJRA平地全G1予想」をしてみたいと。

続きを読む "今からG1を読んでみる"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

百年に一度

ローズキングダムとアパパネが2歳牡牝の最優秀タイトルを獲得し、またエアグルーヴを母に持つルーラーシップが鮮烈なデビューを飾る。昨年の前半までは種牡馬同期のネオユニヴァースに押されていたキングカメハメハだが、これからが本領発揮とばかりに新しい年の飛躍が期待される。

続きを読む "百年に一度"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

謹賀新年

あけましておめでとうございます。

今年も引き続き、中途半端なマニアという立ち位置のまま、どっちつかずで曖昧なブログを綴るよう、前向きに善処したいと思うところ。

昨年は年明けから父系馬鹿さんの新種牡馬辞典にリンクさせた外伝を連載していたが、アレはアレで結構しんどかったため、今年は止めておくことにした。外伝を楽しみにしていたなんて向きは希少だろうがご容赦を。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

« 2009年12月 | トップページ | 2010年2月 »