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2010年2月

プリモウオモ流浪

新進気鋭のホースマンとして注目されたPatinack Farmのネイサン・ティンクラー氏。2008年のセレクトセールに参入するやディープインパクト産駒などを購買し、我国の馬産界をも賑わしたのはまだ記憶に新しいところだろう。

中でも注目されたのは、父にアグネスタキオンを持ち、母がオークス馬というシルクプリマドンナ07だった。

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出た杭の叩かれ方

いまさらながら国母選手の”服装問題”。

スノーボードはいわゆる”競技”とは別の文脈において発展してきた歴史の浅いスポーツ。ゆえにその価値観や意識と、「国の代表」「スポーツマンシップ」といった旧来のオリンピック観と間には乖離があるし、そこにあの違和感が生じたというのは確かだろう。

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春本番に向けて

セイウンスカイ、リキアイワカタカ、ダイタクリーヴァなどなど、マイナー種牡馬産駒の勝利なんかもあった土日だが、それぞれの春に向けた注目レースがいろいろあった。軽く振り返っておこうかな。

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People's Horse

’10新種牡馬プチ外伝 リンカーン

人民の、人民による、人民のための政治―

第16代合衆国大統領エイブラハム・リンカーンのいわば代名詞として、今もなお語り継がれている有名な言葉だ。南北戦争の激戦地であるゲティスバーグ、その戦没者墓地奉献式における大統領演説の終説において、people=人民の結集を呼びかけた一節である。

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癒されればいいけど

そんなわけでキャロ出資馬の仮登録馬名。今年も応募馬名は採用なし、残念。

ピノシェット08→バノックバーン(Bannockburn)
*オーストラリアにおけるピノノワールの産地

ルカダンス08→ハイランドダンス(Highland Dance)
*アイルランドの伝統舞踊

ミスティーミス08→ヒールゼアハーツ(Heal Their Hearts)
*舞台「リバーダンス」の演目。心を癒して。

ピノとルカは父母を上手く絡めてあってまあよいかなと。ミスティーはちょいとすわりが悪い気がするが、リーチコンセンサスもそれで走っているからまあ許すか。しかし冠名が無いのはいいが、キャロのセンスは相変わらずな・・

<追記>
グッドゲーム08→インパクトゲーム(Impact Game)
父と母の名から「衝撃的な試合」

ん~微妙、もう少し捻りがあってもいいかなとは。

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空飛ぶ衝撃

’10新種牡馬プチ外伝 ディープインパクト

競馬を始めてから観た国内のレースを「衝撃度の順」でランク付けすると、ある時点までは1位がアグネスタキオンのラジオたんぱ杯で、以下ナリタブライアンの菊花賞、*ゴールデンフェザントのJC、サイレンススズカの毎日王冠あたりが上位に続いていた。

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胸を衝く4位

技術的なことは正直よくわからない。がしかし、これまでの競技人生の歩みをドキュメントなどで併せ観たとき、上村愛子の4位という結果に「惜しい」とか「力の差があった」といった感想以上の、感慨を覚えたのは自分だけではなかろう。

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ライトは2度、輝いた

’10新種牡馬プチ外伝 *ファンタスティックライト

ある意味、シルバーコレクターとして愛されていたステイゴールドの存在感を一番強く感じざるを得なかったのは、名手L・デットーリ騎手だったろう。ドバイシーマクラシックと香港ヴァーズ、2度にわたり目前としていた勝利をステイゴールドに鼻先でさらわれたのだから。

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いぶし銀のセカンド

’10新種牡馬プチ外伝 バランスオブゲーム

日本での競走生活を終えたその牡馬は2001年に母国で種牡馬入りすると、Storm Catの直仔という血統面の魅力から人気を集め、コンスタントに50頭~70頭の種付け数を維持。近年は07年が8頭、08年4頭と数字を落としたものの、現在もオクラホマで種牡馬を続けている。*スタープログラマーのことである。

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ジゼルは彼を許したか

大逃げを打っていたランヘランバとの距離を徐々に縮める手ごたえには、まだ余裕があった。しかし最終飛越でバランスを崩した1番人気のハストラングの走りは突如ぎこちなくなり、4コーナーでダートコースへと逸走して競走中止となった。

土曜日の春麗ジャンプステークスである。

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南から来た彗星

リクエストにお応えして、ではちょっとだけ外伝。

’10新種牡馬プチ外伝 *スニッツェル

最初に耳にしたときは何となくいい感じの馬名に聞こえたものだが、Snitzelつうのは肉に衣を付けて揚げた料理。要は「カツレツ」みたいなところになる。

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