春本番に向けて
セイウンスカイ、リキアイワカタカ、ダイタクリーヴァなどなど、マイナー種牡馬産駒の勝利なんかもあった土日だが、それぞれの春に向けた注目レースがいろいろあった。軽く振り返っておこうかな。
クイーンカップ
後の名牝が謎な負け方をするというイメージがどうも抜けないレースだが、アプリコットフィズは危なげなかった。ジャンポケ×サンデー×Northern Dancer系という定番で、あの持続力と母系の重みを踏まえればオークスの舞台は臨むところ。鬼門はトールポピーがそうだったように桜だろう。テイラーバートンは難しいなあ。古くはパソドラード、最新はネオヴァンドームと嫌いではない牝系なのだが。
京都記念
差し返したブエナはまだ余裕があった。どこかで身も蓋もない競馬をと指摘したが今日がそれで、実際にレースの振り幅を広げた以上に、強力な手札が複数あると意識させたことが、ライバル達との争いに戦略上の優位をもたらすだろう。まあドバイはAWの適性含めてやってみなければわからないが・・
ドリジャとブエナの後先はコース形態にも拠ろう。ジャガメはますます自分好みの歯がゆホースになってきて、悲しいような嬉しいような。
フェブラリーS
強さは認めてもオッズほどでは・・と思っていたが、予想以上だったエスポワールシチー。アキュートやメビウスといったグループ不在ではこの結果も仕方ないのか。サンデー系×BT×*ブレヴェストローマンって昨秋のスリーロールスと同じで、やはり一瞬の脚よりも積極的なレースで持ち味が出るなと。ドバイも期待したいがシチー馬が歴史をつくるのも忸怩た(以下省略・・)
ダート初挑戦組は消しで正解も、ナスキロ着目でテスタマッタかダイショウジェットかで迷い、後者を選択して撃沈しましたわ。
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