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いぶし銀のセカンド

’10新種牡馬プチ外伝 バランスオブゲーム

日本での競走生活を終えたその牡馬は2001年に母国で種牡馬入りすると、Storm Catの直仔という血統面の魅力から人気を集め、コンスタントに50頭~70頭の種付け数を維持。近年は07年が8頭、08年4頭と数字を落としたものの、現在もオクラホマで種牡馬を続けている。*スタープログラマーのことである。

世にダビスタを送り出し、その後リアルな馬主となった園部博之氏が最初に所有した1頭がその*スタープログラマー。この馬で始まった園部氏&宗像師のコンビは後年、バランスオブゲームという稀代の名脇役を世に送り出すことになる。(元記事と話題がカブったが、図らずもということでご容赦をば)

園部オーナーはセレクトセールなどでもよく購買をしていて、1000万~3000万の「人気の盲点」的な層に的を絞っている。億単位の競り合いに手を出すこともいきなり数を増やすこともないから、マイルールがあるのだろう。一口馬主の自分とはスケールが違うが、価格帯や所有頭数が似ているだけに親近感を覚える。

さて、バランスオブゲームである。戦歴については紹介される機会も多かろうからここでは割愛するが、G2横綱というそのキャラをさらに際立たせていたのは、多くのレースでコンビを組んだ田中勝春騎手の存在だろう。ヤマニンゼファーの安田記念以降、JRAのG1連敗が実に139戦を数えたのは有名だ。

オープンは勝てるが重賞には届かないとか、トライアルに強くてもG1は惜敗するとかいう馬に何故か惹かれる私は、勝春&バランスが大舞台に出てくるたびに、半ば自虐的に単勝を買い続けた。勝ってくれ、でも勝ってくれるな・・そんなアンビバレントな想いを抱きながら。

ところで、軽い芝に適性を示す海外種牡馬として人気を博したCaelreonだが、本邦でも父系としては発展的とはいえず、このフサイチコンコルド→バランスオブゲームくらいになっている。バランスオブゲームも種付け数では苦戦しているようなのだが、近親のサッカーボーイやステイゴールドはサイアーとして期待を良いほうに裏切る結果を出しているから、捨てたモンじゃなかろう。

いぶし銀の2番セカンドとして、玄人好みする産駒を送り出して欲しいものだ。

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