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胸を衝く4位

技術的なことは正直よくわからない。がしかし、これまでの競技人生の歩みをドキュメントなどで併せ観たとき、上村愛子の4位という結果に「惜しい」とか「力の差があった」といった感想以上の、感慨を覚えたのは自分だけではなかろう。

決勝が終わった直後のインタビューに対し涙を流しながらも笑顔で受け答えするその姿に強がりや卑下はなく、周囲への感謝の言葉は建前ではない重みがあった。今回のレースはもちろん、この4年この12年で過ごした自分自身に本当に納得していなければ、あの空気は出せないと思う。

10年以上にわたり世界トップレベルを維持するために、部外者が想像できない濃厚な年月が必要だったろう。おそらく試練を乗り越えた多くの経験を経て、20代前半のころの力みや青さが、今はどこか達観した自然体へと変わった。

オリンピックはこれで7・6・5・4位。メダルにはまた届かなかった。
でも、「何でこんなに一段一段なんだろう」という彼女の言葉に、胸を衝く何かがあった。

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