花冷えに咲いた
高松宮記念をファイングレインが勝った2年前、同馬を筆頭にMillan Millクロスを持つ馬の活躍が目立ったため、それでエントリを起こした覚えがある。宮記念こそフジキセキ違いだったが、Millan Millは今年もこの季節に花を咲かせた。
ダノンシャンティは有名牝系BalladとHaloの3×3が目立つが、BMSがMill Reef父系のMark of EsteemだからMillan Millを共通とする。要はMill Reef≒Millicentの4×5である。フジキセキだからダービーは・・と思いたくなるところだが、Mill Reefらしいしなやかさを持つシャンティは侮れないかもしれない。
ところでダーレージャパンファームはこの馬が生産馬の重賞勝ち第1号になった。眼が眩むようなボトムラインばかりの繁殖牝馬群だから、遅かれ早かれというところではあったけれど、そのサイアーが内国産サイアーかつ日本語のフジキセキてところがなんとも。そこまで気を使っていたら笑えるが。
そういえばダノックスも初重賞だったか・・?と思ったが*ダノンゴーゴーがいた。だからダノックスの内国産初重賞だ。
しかしザタイキの故障と武豊の落馬には肝を冷やした。毎日杯といえばかのマリージョーイ&福永洋一の惨事、あの再現かと・・馬は残念だったがユタカは復帰を待ちたいところ。
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