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荒れ馬場キング

どちらかというと「当たればホームラン」タイプのネオユニに対し、種牡馬同期のキングカメハメハはここにきて、なかなか堅実に活躍馬を出すという対比を描いている。一時は目立った牡馬偏重も、今では性差がほとんどない状態となってもいる。

さて三寒四温と早春の雨に荒れた馬場で、サドラー系と共に活躍が目立ったのが、チューリップ賞の1~3着独占を始めとしたそのキンカメ産駒だった。

Nijinsky≒Try My Bestを持ち、イメージとしてパワフルさが持ち味であろうというキンカメ仔だが、実際に渋った芝の馬場は得意としている。

これまでのJRA芝の馬場状態による勝率をみてみると

良10.2→やや重11.8→重12.5→不良16.0

となる。さらにこれを牡馬限定にすれば傾向はさらに明確で、

良9.8→やや重12.0→重14.3→不良23.1

とまあわかり易い数字になっている。

スペシャルウィークもそうだったと記憶しているが、2世代目産駒の活躍が目立つパターンがある。配合相手の質もあろうが、育成や調教をする側が”扱い方のツボ”を得たという側面もあるのだろう。

キンカメ産駒では、阪神のアルメリア賞で大きな不利を撥ね返して勝利したルーラーシップも強い競馬だった。思い返せば母のエアグルーヴも、2歳時のいちょうステークスの直線でかなりの不利を受け、「あ~これはないな」と思った位置から一気に差し切った。その脚に名馬の予感を十二分に感じたものだが、賢息のゴール前もまた、それに劣らぬ迫力があった。歴史は繰り返す、か。

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