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セレン、飛翔再び

連勝の勢いそのままに挑んだ東京大賞典でも見せ場たっぷりの4着。一気に地方のエースの座を奪い取ったかと思われたセレンだが、その後は金杯・ダイオライト記念・かしわ記念と歯がゆいレースが続いていた。前走から間隔を詰めて使ってきただけに、昨日の大井記念は是が非でも獲りたいレースだったのだろう。

セレンは父マーベラスサンデーで母がブライアンズタイム産駒のハイエストデイ。兄弟には目立った活躍馬がいないが、英愛ダービーダブルの*ジェネラスやTrillion&*トリプティクの全欧古馬牝馬チャンピオン母子、日本におけるダーレーの先兵フリオーソ、コーフィールドC勝ち馬Tawqeetなど母系は非常に勢いがある。

生産はローレルゲレイロの村田牧場。牝馬のラインナップを見ると名牝系に属する肌馬が多いし、インブリードや一ひねりした仕掛けが多い配合には練りこまれた研究が垣間見える。繁殖牝馬20頭弱という日高の中堅ブリーダーだが、その規模に比して生産者リーディングの上位に名を連ねる注目どころだ。

ところで馬主の山口美樹氏と生産者の村田牧場は、2006年に南関牝馬3冠を達成したチャームアスリープと同じだから、相性がいいコンビということになろう。牧場サイドでは「中央でも」という思いもあったそうだが、これからも船橋所属のまま、層の厚い中央勢に立ち向かう構図になりそうだ。

ここ数戦は脚を余すきらいもあったので、大井記念の積極的な騎乗も功を奏した。今後は帝王賞に向かうと伝えられるセレンは、航空会社出身の馬主にあやかり、ここから再び大きく飛翔できるか。

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