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最高のレトリック

出資馬の1頭であるコロナループが6日の調教後に心不全を発症し急逝した。調整は順調で帰厩目前と伝えられていたから、晴天の霹靂とはまさにこのことだ。ようやくコンスタントに使えるようになってきた矢先だけに、「うーん・・」としか言葉が出ない。

喉鳴りで体質も強くなくて、レースも不器用で短距離を突っ走るしかなかったコロナループ。いまはただ安らかに。

さて、このところTwitterやオフなどで血統方面のやりとりをする機会が増えてきたこともあり、「競馬と血統」を巡る自分の立ち位置をもう一度メモっておこうと。

基本的にはかつて書いたように、”血統は競馬という物語を豊穣たらしめる最高のレトリックである”というスタンスは変わっていない。それらしいことを書いてはいても私は血統論、配合論はわかっていないし、比喩を使わせてもらえば血統は科学でなく文学だと思っている。

ただし競走馬の生産の歴史において、そこかしこに存在した(する)であろう人間の信念や執念や感情をその血統表の中に読み取ることには惹かれるし、それを文章という形でアウトプットするのが好き、というのはあるかなと。

ここまでは、言い訳のための前フリでもあって。

今後もボチボチこのブログは続けて行きたいが、海外競馬は好きだが海外観戦歴はなく、血統を巡る言説も受け売りなので、脇の甘さはご容赦願いたく。ガチではないまったりな血統好き競馬ファンが、茶を飲みながら与太話するよ。というのがそもそもブログ名なので。

(8・11 一部の文言修正)

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