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裏街道G2

今週は愛チャンピオンSにバーデン大賞、来週には日本馬が出走予定のニエル賞&フォア賞と、ヨーロッパ競馬は凱旋門というクライマックスへ向けて佳境に入っている。その文脈で言えば裏街道も裏街道だが、トルコでは今週末、恒例の国際レースデイを迎えていた。

4日にはAnatolia Trophy(ポリトラック2000M/G2)とEuropian Capital of Culture Trophy(牝馬限定芝1600m/G2)が行われた。

AnatoriaにはゴドルフィンのCutlass Bayが遠征したが、直線満を持して抜け出したところを地元のDervis Agaに強襲されての2着。今シーズン始めには古馬の期待株として期待を集めたものの伸び悩み、目先を変えてポリのレースに矛先を向けてきたが、結局は竜頭蛇尾となった。

後者のマイル戦を勝ったのはドイツの3歳馬Vanjura。今年のディアナトライアルの勝ち馬である。

5日に行われたのがTopkapi Trophy(芝1600m/G2)とメインであるBosphorus Cup(芝2400m/G2)。

”トプカピ”は昨年の同レース覇者Pressingやゴドルフィン2騎を、地元の強豪DehaとKurtiniadisが迎え撃つ構図であったが、結局はPressingが連覇達成。

Bosphorusには独ダービーを国外産として初めて制したBuzzword、エクリプスS2着のSri Putraにお馴染みHalicanassusらが参戦した。レースはBuzzが抜け出したところを外からイギリスのDaylami産駒Indian Daysが豪快に差し切りって重賞初勝利。上位は遠征組が独占し地元期待のAdoniseは6着に終わった。

結局、ゴドルフィンは未勝利。遠征馬3勝に地元1勝である。

ところでトルコの馬産は引き続き成長局面が続いているようだ。その意欲は導入する種牡馬の顔ぶれにもよく現れていて、*ヘネシーやAlways A Classic、あるいはアメリカでも一線級を張っていたLion HaertやYonaguska、クールモアからPowers Courtなどを次々に導入しているから、結構な勢いである。今のところ07年末に取り上げたときとリーディング上位の顔ぶれは大きく変動がないのだが、数年後には様相を異としている可能性が高いだろう。

ちなみに2009年はDamascus父系のUnaccounted Forがリーディングを獲り、今年も牝馬ながらGazi Derbyを勝ったMystical Stormや2000ギニー馬Azaraks等を輩出して首位を走っている。

注目のディヴァインライト産駒は09年産が39頭、10年産は42頭が登録されている。今年の種付け料5000TL。Lion Haertの4000TLやPowersCourtの6000TLを踏まえれば、依然として評価は高いと言えよう。

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