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中京とムーニーヴァレー

中京競馬場は周知の通り現在改修工事が行われている。スタンドなどの施設改築に加え、駐車場を移設することでコース形態も3・4コーナー側に120mほど拡張されるそうだ。また直線には2.0%の上り勾配が設けられるから、「平坦・小回り」というこれまでの中京とは性格を異にした馬場になると言ってもよいだろう。

まあコース形態については様々な意見があるだろうし、英愛に見られるような自然の地形を活かした壮大なコースはもちろん無理としても、久々に府中で会った友人とは”競馬場の個性が薄れてしまうのは面白くないよね”という話にはなった。

そういう点で言うと、オーストラリアのムーニーヴァレー競馬場はなかなかユニークなコースである。1周は1800mあるが、横長のトラックというよりは正方形に近い形状をしており、最後の直線はゴールまで僅か180m程度しかない(参照)

ムーニーヴァレーはコックスプレート(芝2040m・G1)の舞台として有名で、先日行われた今年のレースではSo You Think(4牡)が昨年に続いての2連覇を達成した。同馬は9月のアンダーウッドSで見せたレースに130という高いレーティングをTFから与えられていたが、その評価に恥じない強さを発揮して今季4戦4勝、G1を3連勝となっている。

So You Thinkはサドラー最後の大物、英愛ダービー馬High Chaparralの産駒。母系も重石が効いた血が多く、距離が伸びるメルボルンでももちろん最右翼だ。

コックスプレートにはもう1頭、注目の牝馬More Joyousが出走していた。同馬は父がMore Than Ready、母が*サンデーサイレンス産駒でAJCオークスを勝ったSunday Joyである。これまではマイルまでの距離でG1の3勝を含めて13戦10勝の成績を残し、ガイ・ウォーターハウス調教師が"She was better than Sunline"と、G1を13勝した名牝を引き合いに出すほどの評価を得ていた。

ここは距離を2000まで伸ばしての挑戦だったが、レースでは早めにSo You Thinkに潰される厳しい展開となり5着に敗れている。とはいえハナを切ったスピードは健在で、Typhoon Tracyがスランプに陥っている現在、マイル路線のエース格であることに異論は少ないだろう。

So You ThinkがJCに、あるいはMore JoyousがマイルCSあたりに来てくれればなと単純に思う一方、あのトリッキーなムーニーヴァレーで先行力のある日本馬を走らせたら面白いなとも想像して、最近ならダスカあたりの名が浮かんだ。

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