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リハビリ回顧。

ネタと時間の不足にモチベーションの低下が重なってすっかり筆が重くなってしまった。まあポツポツと書いては行こうと気持ちはあるので、リハビリがてら有馬の回顧などを。

ロゼカラー以来の薔薇基地としてはローキンが取り消した時点で興は醒めてしまったわけで、例年ならカオスに身を投じるように楽しむ有馬記念も、今年はかなり冷静に眺めていた。

負けたとはいえブエナビスタは、強い。先行勢に厳しい流れを2着に残した昨年も驚いたが、今年は逆に先行が残る流れを唯一追い込んでの2着である。

道中の位置取りや直線の挙動を観るに、スミヨンの深層心理の中で「負けられない」という意識がディフェンシヴに作用したのではなかろうか。それがあの数センチに帰結したように自分は見えた。

また勝負事のアヤという視点で観れば流れも悪かった。不可解な負けをリマッチで取り返そうとして、実は返り討ちに遭うというパターンはボクシングなどでもよく見る光景である。まあこの牝馬の「間の悪さ」が自分などは魅力を感じるところであり、90年代に於けるヒシアマゾン的な立ち位置を占めているのではあるけれど。

一方ヴィクトワールピサが勝つにはまさにあれしかない騎乗だった。内枠を引き、緩い流れの中で徐々に番手を上げていく。ソツのない騎乗のデムーロ、中山で小脚を使うレースを大の得意とするネオユニ産駒、そして立て直した角居厩舎。馬券を取らせてもらったから言うわけではないが、オミゴトだった。

ちなみに流れといえば、有馬のテン900mは同日の1000万特別と同じ通過タイムだからペースは推して知るべし。真っ先に動くリスクを冒した報酬であろう。

そして注文が付く馬は、たとえその注文がクリアできても別の注文が付く。まあペルーサもオウケンも、そういう馬だということなのだろう。

あのローテで3着に来たトゥザグローリーは立派。ルーラーシップ共々、これからの飛躍が楽しみである。両馬とも府中で本領発揮か。

4歳5歳勢が手薄という面もあるが、それにしても3歳は面子が揃っている。楽しみではある一面、魔春殿下が言及されるように3歳での完成度がこれだけ高いと、どこまでこの先の伸びシロがあるのかとは。能力的にも、物語的にも。

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