ななひかり
数日前、Rachel AlexandraがCurlinを種付けしたというニュースが流れてきた。
Rachelは人気でも実績でもすっかりZenyattaに差をつけられてしまったけれど、個人的にはKYオークスのころからファンだったし、Curlin>Big Brown派でもあったから、両馬の交配というのは実に楽しみではある。まあオーナーが同じだから予想はされていたのだけれど。
Rachelは人気でも実績でもすっかりZenyattaに差をつけられてしまったけれど、個人的にはKYオークスのころからファンだったし、Curlin>Big Brown派でもあったから、両馬の交配というのは実に楽しみではある。まあオーナーが同じだから予想はされていたのだけれど。
これはご存知のとおり両親がともにアメリカ年度代表馬(Curlinは07年08年、Rachelが09年)という配合になるが、これまで年度代表馬同士という仔は10頭が誕生しているそうだ。しかしbrisnetの記事によれば全10頭の獲得賞金を合計しても$377,728に過ぎず、親たちには成績面でも獲得賞金面でも大きく及ばない結果になっている。
アメリカ年度代表馬になった牝馬ではノーザンファームが*アゼリを輸入して話題になったのが記憶に新しい。*アゼリの初仔は父A.P.Indyの牡馬で、これも件の10頭のうちの1頭なのだが、現時点で1勝しているのみ。2番仔の牝馬は父Giant's Causewayで、こちらはカルティエ賞×米年度代表つう組み合わせになる。そのArienzaは近々オークローンでデビューするようだ。
*アゼリは昨年、ゼンノロブロイを付けているから、米欧日の年度代表馬と種付したということになった。
ちなみに親の七光りという意味では、中山でメジロダイボサツ(ディープインパクト×メジロドーベル)がデビューした。自分の世代だと、父が無敗の3冠馬で母が牝馬3冠というメジロリベーラが思い出されてしまって思わず苦笑してしまう。
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