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赤道を渡る

セレクトセールの結果をつらつら眺めていた。

まだ数字なり中身なりをしっかり吟味してはいないが、全体の印象としてはこのご時世でもさすがセレクトセールだなというところ。エアグル仔などのミリオンホースは別としても、全体的に思ったより中間層が底堅かった印象ではある。

でまあいつも目が言ってしまうのは海外資本の購買。

ダーレーは当歳がディープスカイを2頭、1歳はアドマイヤムーンを2頭という自分の種牡馬産駒のみ。毎年のことだが狙いどころは分かりやすくはある。

その他では初日(1歳)でPhil Sly, Bahen Bloodstock, MaluaとWaratah Thoroughbredsというバイヤーが落札をしている。

ミルズウィスパーの2010(父フジキセキ)を3100万円で落とした前者は、エージェントのBahen Bloodstockと育成牧場(?)のMalua Racingが組んだオーストラリアのグループ。Phil Sly氏がおそらく馬主となるのだろう、Maula Racingは「Phil Sly氏にオークス馬を買った」なんてコメントしている。

ちなみに彼らは1歳でアドマイヤフッキー、当歳でスカイクレイバーにも触手を伸ばしたが、残念ながら競り負けている。

後者のWaratah Thoroughbredsもまたオーストラリア資本。実質的なオーナーはPaul Fudgeという人物で、元々は繊維取引の世界で頭角を現し、その後資源産業に参入してきた異色の実業家らしい。2009年にはクインランド州の有望な炭層に対する探査権を6.6億オーストラリアドルという莫大な金額でOrigin Energyに売却しニュースとなっている。

今セールでは、エイプリルバード2010(父キンカメ)とメアリーポート2010(父*ストーミングホーム)の牝馬2頭を手中にした。おそらくはオーストラリアで走ることになると思われる。

そういえば数年前のセレクトで活発な購買を行い注目を集めたPatinack Farmはどうしているのだろう。

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