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JCを巡る独り言

凱旋門賞馬の出走が*モンジュー以来と聞いて、はてそんなに間が開いたかというのが素朴な感想だった。さらに牝馬の勝ち馬となると初めてか・・と思ったら、*コタシャーンがゴール板を誤認した93年のJCで、かの*アーバンシーを観ている記憶が頭をもたげた。競馬歴が長くなるとそれなりに貴重な場面に遭遇してはいるものだ。

さて、今年の注目はもちろんその凱旋門勝馬、*デインドリームということになろう。ドイツの片田舎から一気に世界のトップにのし上がった牝馬、その波乱の1年を締めくくる旅がハッピーエンドで終わるのか、耳目を集めている。

一方でアガ・カーン好きな自分が注視しているのは、*シャレータの方になる。Sarafinaのペースメーカーとして出走した凱旋門で2着に粘り込んだ同馬は、殿下としては97年に送り込んだ*アスタラバド以来、2頭目のJC出走馬となった。

*シャレータは父Sinndarも母Shawaraも共にアガ・カーン殿下の自家生産馬。2005年に愛オークスとヴェルメイユ賞を連勝したShawandaとは叔母と姪の関係で父も同じ3/4の同血、つまりは「Shawanda再び」という配合である。

Shawandaはすでにダーレーに売却されているから、この牝系を継いでゆく役割もまた*シャレータには期待されているのだろう。

ところでこの牝系の近い所では、本邦にも*シェリーザいる。この馬も殿下の生産馬だが未出走のまま引退し、繁殖として下河辺牧場が輸入した。*シェリーザの産駒として最も有名なのはセントウルSなどスプリント重賞を3勝、スプリンターズSでも2着に健闘したサンアディユ。不幸にも08年オーシャンSの翌日に厩舎内で急死し、「さよならは言わないで」という馬名があまりに哀しい結末を迎えた。

そのサンアディユの死から約2ヶ月後に生を受けた*シャレータが、凱旋門ホースや日本の強豪たちを相手にどのようなレースを見せるか、日曜日は現地で見届けることとしたい。

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