語り継ぎたい迷騎乗
WSJSはその施行形態などで賛否もあるとは思うが、テン乗りの名手たちが騎乗馬の新たな面を引き出しつつ激戦になるケースが多く、個人的には好きなイベントではある。
これまで見た中で最もインパクトが強かったのは、1991年のゴールデンホイップTでタイティアラに乗ったオーストラリアのシェーン・ダイ騎手。
直線に入り、馬群に囲まれて全く行き場がないのに鼻面を無理やり前の2頭の間にこじいれて、叩くこと叩くこと。ティアラが「ちょっ・・待って待って!」と叫ぶのが聞こえるようで、驚きを通り越して笑った思い出がある。
ちなみに同日の中山メイン・ディセンバーSもまた、小島太&サクラヤマトオーの6頭なのにどん詰まりというこれまた伝説のレース。
迷騎乗が東西で連発という奇蹟?が起きたわけだが、後世に語り継ぎたい両レースとも、古いためか動画サイトなどでみかけたことがない。どなたか映像を見つけた方はぜひ教えていただきたい。
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