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テスタマッタ小噺

*テスタマッタの父Tapitは、2歳時にローレルフューチュリティ(G1)を制し、クラシック路線でもウッドメモリアルを勝ってケンタッキーダービーに3番人気で臨んだ有力馬だった。レースでは残念ながらSmarty Jones無敗の進撃に屈して9着に終わったが、その仕上がりの早さとスピードはもちろん、世代のトップグループに位置していた。

Seattle Slew→A.P.Indy→Pulpitと続く、いわば北米を象徴するメールライン。その中でもTapitは最も勢いのある種牡馬として注目されていて、これまで*スターダムバウンド(BCジュヴェナイルフィリーズ)、Hansen(BCジュヴェナイル)、Careless Jewel(アラバマS)などがG1を勝っている。

どちらかと言えば大味な印象の父系ではあるが、日本の競馬に対しても適性は示している。これまで輸入された産駒は*テスタマッタを筆頭に7頭いるが、全頭がJRAで勝ち上がりをおさめてきた。

さて、*テスタマッタのBMSは世界的にも異端血脈として知られるColin系のConcern(その父Broad Brush)だが、実はこのPulpitとBroad Brushは相性がよい組み合わせと言えるかもしれない。

Pulpitおよびその仔を父に持ち、Broad Brush系をBMSに持つ馬は35頭。そのうち21頭が出走してステークス勝ち馬が4頭(ステークス勝ち馬率17%)出ている。

比較の対象として、父が同じPulpit系でBMSが異なる場合は出走2070頭でステークス勝ち馬123頭(6%)だし、逆にBroad Brush系をBMSに持ち父の条件が異なる場合は1226頭出走に対して69頭のステークス勝ち(6%)という数字。

そもそも母数が少ないし、その配合的な意味を解釈するだけのアレはないが、*テスタマッタはこのニックの一例として、また現時点ではTapit産駒の最高賞金獲得馬として、アメリカでも話題として触れられていたので紹介してみた。

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