« 今月の復習など | トップページ | 届かなかったハガキ »

机下に無限の宇宙、など

かつて電車通勤の時間はもっぱら読書タイムだったけれど、最近はどうも寝てしまうか、起きていてもスマホで海外競馬の動向チェックなんかに費やすことが多くなった。

そんなわけで買ったものの積まれていく本ばかり増えていく冬であるが、いちおう読了したうち印象深かった本の定期メモ。

『猫を抱いて象と泳ぐ』(小川洋子著・文春文庫)

読むのを忘れていた本。大きくなることを拒んだ主人公が、チェス指し人形リトルアリョーヒンとなって美しき棋譜を刻んでいく物語、それが静かに優しく進んでゆく雰囲気が、自分は結構好きだ。小さな世界の中にこそ無限の宇宙がある、そんな主題を一つの完成された世界にまとめ上げた著者の筆力はさすがだと思ったり。

『アスペルガー症候群』(岡田尊司著・幻冬社新書)

職業柄で関わりがある分野だが、特に発達障害は知見なり研究なりが現在進行形で更新されていくので、サボッてるとすぐに遅れてしまう面がある。著名人の事例などが多くアスペルガーの入門書としてはまあ読みやすかったかと。同じ著者の『境界性パーソナリティ障害』も興味深い。

『高熱隧道』(吉村昭著・新潮文庫)

熾烈を極めた黒部発電所の建設ドキュメント小説と。なんかこういう愚直な人間の営みを描いたものに弱かったりもする。

『武士道シックスティーン/セブンティーン』(誉田哲也著・文春文庫)

某武道をやっている家族が持っていたので読んでみた。まあこれで武士道をどうこう言うのもアレですので、新渡戸稲造の『武士道』も読んでいます、はい。

競馬関係は『優駿』を毎月読んでいるくらい。

その他は圧力鍋を買ったので圧力鍋のレシピ本、『オシムの伝言』再読あたりかな。

|

« 今月の復習など | トップページ | 届かなかったハガキ »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/223066/53880222

この記事へのトラックバック一覧です: 机下に無限の宇宙、など:

« 今月の復習など | トップページ | 届かなかったハガキ »