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妖精さんのお相手

少なくともホームで向かい撃つ闘いに於いて、海外からの参戦馬に絶対的な力量差を突きつけられるケースは少なくなった昨今ではある。そんな中で一昨年と去年の*スノーフェアリーが見せた末脚は、久しぶりに感嘆符でその驚きを表現しうるクオリティだった。

その*スノーフェアリーが今年も現役を続行するのは周知のとおり。まだ詳細なローテなどは詳らかにはされていないが、引き続きヨーロッパ2,000路線を中心に闘うだろう彼女を、秋にはみたび京都で目にする僥倖に恵まれるかもしれない。

さて、妖精さんが引退した後にはどんな種牡馬を相手に迎えるのかと考えを巡らせていたら、先日Elusive Pimpernelが予定されているとの報道がなされていた。

Elusive PimpernelはElusive Quality産駒で、今年スタッドインした新進の種牡馬。クレイヴンSを勝っているとはいえG1勝ちもない無名のサイアーがなぜという話だが、同馬を所有するWindflower Overseas Holdingsは、妖精さんの馬主組織Anamoine Limitedと同じくアイルランド在住のCristina Patino氏がオーナーの法人組織。つまり実質的には同馬主ということになる。

そもそも両馬は同じ母系に属している。1981年生まれのGay FantacyはCristina Patino氏がセリで購入した牝馬で、彼女がオーナーブリーディングを営む中でのいわば基礎牝馬となってきた。

妖精さんはGay Fantacyから5代目、Pimpernelは3代目にあたり、当然だが両馬の交配によってGay Fantacy3×5というインブリードが生まれる。

日本の大手Sグループあたりからもトレードの打診を受けたのではと邪推もされる*スノーフェアリーだが、自身の生産馬を大事に扱うタイプと見受けられるPatino氏だから、余程の事情がない限り売却することはなかろう。GalileoでもSea The Starsでもディープインパクトでもなく、Elusive Pimpernelが実際に選ばれるとしたら興味深い話ではある。

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