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Monsun × Primo Ordine

99年の桜花賞を鮮やかな末脚で制したプリモディーネは、引退後アメリカで繁殖入りしているが、残念ながら今のところ産駒に目立った活躍はない。そんな現状を打開すべく今年はドイツに渡るという情報が冬の間にあったが、その後どうなったろうか。

サンシャイン牧場はかねてから数頭の牝馬をケンタッキーのウィンチェスターファームに預託生産していたが、ここ数年はプリモディーネ以外の牝馬を引き上げていたので、国内に資源を集中させるものと思っていた。ところが同牧場のHPによれば、プリモ以外にもアリヴェとブバルディアの2頭が新たに出国していることがわかる。それもこれまでのアメリカではなく、ヨーロッパである。

伝え聞くところによれば、単に目先を変えるというわけではなく、海外に於ける軸足を北米からヨーロッパへと移すのがサンシャイン牧場の考えのようだ。プリモディーネとアリヴェにはドイツの巨星Monsunを、ブバルディアにはKings Bestを種付けし、いずれも無事に受胎しているという。

理由については憶測の域を出ないが、北米に傾いた繁殖牝馬の血統的なバラエティを増やすという意図はもちろんあるだろうし、個別に言えばアリヴェやブバルディアは日本では配合の選択肢は思ったより少なく、ヨーロッパの方がその特徴を活かせそうという考えもあるかもしれない。

いずれにせよ、メジロ・カントリー・オンワードと20世紀後半の日本競馬を飾ったオーナーブリーダーが次々と幕を下ろす中、サンシャイン牧場が生き残りをかけて新たな試みに歩みを進めるわけであり、ファンとしてはその動向にこれまで以上に注目したい。

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