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仲々のシュプリーム

*フロリースカップ系の中でもシラオキ~ワカシラオキを経た分岐は、90年台以降もシスタートウショウやマチカネフクキタル、ウオッカなどを輩出していて、いわゆる在来牝系が言及される際に象徴として名があげられることが多い。

1983年生まれのシングルホークはワカシラオキの3代仔にあたる牝馬で、当時は1600Mだったラジオたんぱ杯3歳牝馬Sで3着という成績を残して繁殖入り。そのシングルホークの2番仔(父ミルジョージ)はロードホースクラブの所有となり、レイホーロードの名で3~4歳時に4勝をあげた。タイトルには無縁だが91年のオークスにも出走し、4歳時の府中牝馬Sは僅差5着という健闘をみせている。

ケイアイファームで繁殖入りしたレイホーロードは、単年リースで日本に来ていた*デインヒルを交配し、ジャックカガヤキを産む。同馬も母同様に決して派手とは言えない成績とはいえ、デビューから2連勝して通算10戦4勝、秘めたる力を持つ牝馬だった。

土曜新潟の未勝利戦を勝利したロードシュプリームは、そのジャックカガヤキの仔になる。

シュプリームの父馬の*ロードアルティマは、強い内容で条件戦の勝ち星を積み上げたSeeking The Gold産駒。重賞には手が届かなかったものの、そのレース振りと血統背景(名繁殖Tamerettの孫にあたり、兄にGone West、おじにKnown FactやらTentamやら、もうちょっと広げると*エーピージェットやShacklefordもいる)からして、種牡馬入りという選択がなされたのだろう。数少ない産駒からはシュプリームの他にナカナカも勝ち上がっていて、サイアーとしてのポテンシャルを感じさせる。

レイホーロードの頃と現在とではロードホースクラブの資本も入れ替わっているが、中村畜産が導入した*ミルジョージの血を持つ牝馬に自家種牡馬の配合で生んだ勝ち馬だけに、中村一族としてもしてやったり、というところだろうか。

ちなみにナカナカを所有する中村祐子氏の勝負服は黒一色。シンコウ萌えの自分としては微妙な気分ではあるが、デザインが保護できない以上は仕方ない。

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